コンクリ工の生産性向上に向けた有識者会議、初会合 画像 コンクリ工の生産性向上に向けた有識者会議、初会合

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 国土交通省は3日、コンクリート工の生産性向上に向けた設計手法のあり方などを検討する有識者会議「コンクリート生産性向上検討協議会」(委員長・前川宏一東大大学院教授)の初会合を省内で開いた。コンクリート工の生産性向上は建設現場の生産性を向上させる「i-Construction」の柱の一つ。現場打ちのコンクリートとプレキャスト(PCa)の両面から規格の標準化を目指し、具体的な生産性向上策を検討した上で17年度までに2段階で土木構造物設計ガイドラインを改定する。
 協議会では、96年に当時の生産性向上策を盛り込んで制定したガイドラインに新たな知見や技術を反映させる形で20年ぶりに改定する。現場打ちとPCa双方について、それぞれノウハウを持つ関連団体が主体的に検討を進め、それをガイドラインに反映させる。第1弾として、日本建設業連合会(日建連)が検討を進める機械式鉄筋定着工法の内容を16年度の改定に生かす。その他の検討内容は17年度の第2弾改定に盛り込む。
 個別施策の検討には、協議会に関係団体として加わる日建連、日本建設躯体工事業団体連合会、全国基礎工業協同組合連合会、建設コンサルタンツ協会、全国生コンクリート工業組合連合会、コンクリート用化学混和剤協会、プレストレスト・コンクリート建設業協会、全国コンクリート製品協会、全国土木コンクリートブロック協会、道路プレキャストコンクリート製品技術協会などが参加する見込み。
 ガイドラインの改定を踏まえ、18年度までにサイズや仕様の標準化、コスト以外の効果の評価手法、設計手法を検討。設計者向けの手引を作る。優れた工法を設計や工事で採用するために、工期短縮などの生産性向上策を技術提案課題にする総合評価方式の入札や、設計段階から施工者が関与するECI方式、設計・施工一括発註方式の活用策も発注者向けに示す。

国交省/コンクリ生産性向上協議会が初会合/土木構造物、2段階で設計指針改定

《日刊建設工業新聞》

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