JA全中本部委初会合、輸出増へ連携確認 画像 JA全中本部委初会合、輸出増へ連携確認

マネジメント

 JA全中は29日、JAグループ輸出推進対策本部委員会(委員長=中野吉實JA全農会長)の初会合を東京都内で開いた。2020年までに輸出を12年度実績比10倍の380億円超にする目標達成へ、複数産地一体での輸出や継続的な市場調査、流通網整備など具体策を推進することを確認。政府・与党から農家の所得向上へ、JAグループの取り組み強化に期待を示す声があった。
 同本部は全中役員や全国機関の代表らを委員に設けた。中野委員長は「組織一丸で輸出拡大に向けた体制を構築した。政府・与党と一体で取り組みを強化したい」と述べ、3月5、6日には中国・上海で農水省が開く日本食イベントに全中、全農も参加し、米の販促を行うことを紹介した。

 森山裕農相はJAグループの持つネットワークや流通網は強みになると指摘。20年までに輸出額を1兆円にする政府目標の達成へ、「輸出の実行部隊として大きな実績を挙げることを期待する」と述べた。自民党の西川公也農林水産戦略調査会長は中国への米輸出について「市場を何としても開かなければならない」と、政府・与党、JAグループが一体で働き掛ける必要があると訴えた。

 同本部では今後、各国の検疫条件などを検討し、輸出を増やす国や品目を選定。常設の販売棚を活用した継続的な市場調査で売れる産品を探る他、複数産地がリレー出荷で輸出するなど、海外で競合しない体制を目指す。政府・与党への政策提案なども展開する。

輸出増へ連携確認 全中本部委初会合

《日本農業新聞「e農net」》

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