日建連会員の設計施工率が過去最高、15年の国内建築工事48.4%に上昇 画像 日建連会員の設計施工率が過去最高、15年の国内建築工事48.4%に上昇

マネジメント

 日本建設業連合会(日建連)がまとめた「建築設計部門年次アンケート2015」によると、国内建築工事の受注額に占める設計施工率(15年7月1日時点)は48・4%と前年より7・6ポイント上がり、過去最高を更新した。上昇は3年連続。設計施工は、施工計画を前倒しで設計に反映させやすく、コスト削減や工期短縮のメリットが出やすいとされる。受注額が増える中での比率上昇について、日建連建築設計委員会は「コストをコントロールしやすいという認識が施主側に広まっている」と見ている。
 調査は、建築本部の委員会に参加する57社(回答55社)が対象。国内建築工事の受注額は前年比5・1%増の8兆6503億円で、そのほぼ半分に相当する4兆1882億円を設計施工が占めた。内訳は、調査対象会社の「単独設計」が3兆4190億円で、受注額に占める設計施工率は39・5%(前年比2・7ポイント上昇)、設計事務所を含む他社との「共同設計」が7692億円で設計施工率は8・9%(4・9ポイント上昇)だった。
 設計施工率の上昇は倉庫や工場で目立った。共同設計は、再開発工事をはじめ施主と設計事務所が発注者となった工事が多かったために割合が上昇したという。
 設計関連有資格者の調査(回答55社)によると、建築設計部門の所属者は8108人(前年比158人増)。有資格者と保有率は▽1級建築士=5058人(98人増)、62・4%(増減なし)▽構造設計1級建築士=984人(20人増)、12・1%(同)▽設備設計1級建築士=420人(1人増)、5・2%(0・1ポイント減)▽建築設備士=795人(3人増)、9・8%(0・2ポイント減)。

日建連会員/設計施工率が過去最高に/15年の国内建築工事、48・4%に上昇

《日刊建設工業新聞》

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