ゼネコンの16年新卒採用、5年連続拡大、17年春も同規模見込む 画像 ゼネコンの16年新卒採用、5年連続拡大、17年春も同規模見込む

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 ゼネコン各社が新卒採用を増やしている。日刊建設工業新聞社が主要33社を対象に実施したアンケートによると、今春(16年4月)の新卒採用人数が前年を上回ったのは22社に上った。来春(17年4月)の計画人数を回答した29社は微増・微減が大半で、今春と同規模の採用数を確保する方針とみられる。1日に来年入社に向けた大学3年生の就職活動が本格的に始まり、各社の人材争奪戦が熱を帯びそうだ。
 33社が今春採用する新卒者は最大で合計3434人(15年比401人増)。5年連続の増加となる。うち技術職は2860人で全体の8割超を占める。来春入社は、計画数を数字で回答した29社の合計で2942人。仮に、未回答などの4社が前年と同規模の採用を行うと、33社の合計は今春を数十人上回ることになりそうだ。
 今春の新卒採用者数は、全体では大成建設が最多の296人(15年比5人減)。戸田建設は2・6倍の221人(138人増)と大幅に採用を増やした。東鉄工業、熊谷組、安藤ハザマも1・5~1・3倍に採用数を増やしている。技術系に限ると大林組が253人(24人増)で最も多かった。
 業界を挙げて女性の活躍を推進する動きが広がる中、大半の企業が前年より女性の採用を増やしている。技術系では清水建設が47人(15人増)で最多。鹿島は、14年に「女性技術者・管理職を5年で倍増、10年で3倍にすることを目指す」との自主行動計画を策定しており、20人増の35人を採用した。
 一方、これから本格化する来春の新卒採用活動では、採用人数が今春を上回るのは16社で、うち3年続けて増加を計画しているのは、清水建設、フジタ、東急建設など9社。東洋建設は1・8倍の70人(16年比33人増)で計画。採用人数を増やす理由について、「事業量に対する要員の確保と若手職員の継続的な育成、技術の伝承が目的」(人事部)と回答している。
 15年度の中途採用総数は14年度より74人少ない598人。竹中工務店が最も多い58人(14年比2人減)を採用した。同社は、具体的な採用数は公表していないが、高専・高卒についても毎年、新卒採用に加え、中途採用を行っているという。

ゼネコンの16年新卒採用、5年連続拡大/17年春も同規模見込む/本社調査

《日刊建設工業新聞》

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