名古屋城天守閣木造復元プロポ、安藤ハザマと竹中工務店が提案書提出 画像 名古屋城天守閣木造復元プロポ、安藤ハザマと竹中工務店が提案書提出

インバウンド・地域活性

 名古屋市は、名古屋城(中区本丸1)の天守閣木造復元に向け実施してる技術提案・交渉方式(設計交渉・施工タイプ)の公募型プロポーザルで、期限の2月26日までに安藤ハザマと竹中工務店から提案書の提出があったと発表した。27日のヒアリングを経て、今月末に優先交渉権者を決める。
 太平洋戦争の空襲で焼失した天守閣の木造復元は、河村たかし市長の肝いり事業。概算工事費は、使用する木材によって約270億~400億円と見込まれている。東京五輪が開催される20年までの完成を目指し、昨年12月3日にゼネコンを対象としたプロポーザルを公告し、同24日まで参加表明、1月6日から2月26日まで提案書を受け付けた。
 プロポーザルでは、木造復元に向けた設計・施工者を選定する。
 優先交渉権者と基本協定を結んだ後、基本設計(史実調査含む)、実施設計(試行技術検討含む)の契約を締結、設計の過程で協定に基づいた価格交渉を行い、工事契約する。
 旧天守閣は1612年、徳川家康の命により建設された。高さで江戸城や大坂城に及ばないものの、延べ面積(約4564平方メートル)は日本最大規模だった。
 1930年に城郭として国宝第1号に指定されたが、1945年の空襲により本丸御殿とともに焼失。その後、1959年にSRC造の現天守閣が再建されている。
 木造復元は、現天守閣が耐震性などさまざまな課題を抱えていることから検討されてきた。
 名古屋城では本丸御殿の木造復元も進んでおり、河村市長は「天守閣の木造復元が実現すれば、高い経済波及効果が期待できる」と意欲を示している。

名古屋市/名城天守閣木造復元プロポ/安藤ハザマと竹中工務店が提案書提出

《日刊建設工業新聞》

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