都心でイチゴ狩り…イチゴビュッフェが連日満席! 画像 都心でイチゴ狩り…イチゴビュッフェが連日満席!

インバウンド・地域活性

 首都圏のホテルで、イチゴを好きなだけ食べられる「イチゴビュッフェ」が好評だ。予約受付を始めて20分足らずで、1カ月分の予約が埋まるところもある。イチゴのケーキよりも、生のイチゴが主役。複数品種を好きなだけ食べ比べられ、都心で「イチゴ狩り」感覚を味わえると、若い女性の人気を集めている。

 へたが付いたイチゴに練乳をたっぷり付けて、パクッ――。敷居が高いイメージのある高級ホテルのレストランで、まるでイチゴ狩りをしているかのような光景が広がる。場所は、千葉市にあるホテルニューオータニ幕張。このホテルでは、1月上旬からイチゴビュッフェを開き、連日若い女性を中心とした利用客でにぎわう。

 ケーキやマカロンなど、イチゴを使った洋菓子もずらりと並ぶが、多くの利用客が真っ先に向かうのが、生のイチゴの食べ比べができるコーナーだ。「とちおとめ」や「かおり野」など3種類のイチゴを日替わりで提供。皿いっぱいにイチゴを取り分けていた20代の女性客は、「遠出せず、手軽にイチゴ狩りの気分が味わえる」と話す。

 同ホテルでは手軽にレジャーを楽しみたい利用者の需要を満たすため、千葉産の鮮度の高いイチゴを使ったり、へたを取らずに並べたり、意識して「イチゴ狩りらしさ」を取り入れる。この取り組みが奏功し、200席設けた席は連日満席。企画当初は3月31日までの予定だったが、申し込みが殺到したことを受け、期間を5月8日まで延長した。

 横浜市の横浜ベイホテル東急が行う、イチゴビュッフェでは、「あまおう」や「さちのか」など6種類のイチゴの食べ比べができる。毎週、木・金曜日の夜限定のビュッフェだけに、予約が殺到。4月分の受け付けを2月初旬に始めたところ、「20分で満席になった」(広報担当)と驚く。

 同ホテルでは年間を通じてデザートビュッフェを企画するが、特にイチゴの時期は人気が高い。担当者は「イチゴ狩りで食べられるのは多くて2、3種類。6種類ものイチゴが食べ比べられることが人気につながっている」と分析する。

 ヒルトン東京(東京都新宿区)が開くイチゴビュッフェも、開催期間の5月22日まで既に予約でいっぱいだ。特に「とちおとめ」「さがほのか」などのイチゴに生クリーム、マシュマロやソースなど20種類のトッピングをして味わえる「ストロベリーBAR」が人気だ。

 参加者の多くは、ホテルの宿泊客とは異なる若い女性が中心。広報担当者によると、他の時期に開いているビュッフェの企画と比べて、圧倒的に年齢層が若い傾向にあるという。価格は3600円(税・サービス料別)だが、「最近女性の間ではやっている“プチぜいたく”として訪れるお客が多い」と説明する。(金子祥也)

イチゴビュッフェ連日満席 首都圏のホテル

《日本農業新聞》

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