黒大豆を使った初の化粧品! 北海道浦幌町の畑作農家が開発 画像 黒大豆を使った初の化粧品! 北海道浦幌町の畑作農家が開発

インバウンド・地域活性

 北海道浦幌町の畑作農家・岡田愛啓さん(66)は、黒大豆の希少品種「黒千石」で化粧水とせっけんを開発した。イソフラボンやポリフェノールが豊富に含まれ、肌に張りや艶を与えるのが特徴。地元だけでなく札幌市内のデパートでも販売すると、半年で300点を売り上げ、販売店舗は今後も増える見通しだ。岡田さんによると「黒千石」を原料にした化粧品は初めて。

・イソフラボンやポリフェノールが豊富


 「黒千石」は収量が少なく栽培期間が長いため、一時期生産が途絶えていたが、栄養価が高いことから見直されてきた。

 42ヘクタールの畑作経営は息子の雅裕さん(37)に移譲し、岡田さんはもっぱら豆や豆加工品の販売を手掛ける。「黒千石」は2010年から70アールで栽培。今回は、化粧品開発を手掛けるクロワール(札幌市)と共同で開発を進め、昨年7月から「一黒(いっこく)の粧」シリーズとして売り出した。

 化粧水「一黒の水」は、いった「黒千石」から成分を抽出して製造、香料や着色料は使わない。肌に張りと艶を与える。せっけん「一黒の泡」は「黒千石」のきな粉を配合、保湿性に優れている。

 クロワールの沖中郁美代表は「化粧水は豆の皮ごと使って抽出した珍しい商品。せっけんは泡立ちが良く、泡のきめが細かくなる」と話す。

 購入者からは「しっとりとして使って良かった」「つっぱり感がなくなった」と評判で、岡田さんは「手応えを感じている。今度は大豆油を使ったクリームなどの開発に挑戦したい」と張り切る。

 「一黒の水」は1本(120ミリリットル)2500円(税別)、「一黒の泡」は1個(70グラム)1800円(同)。問い合わせはクロワール、(電)011(213)9911。

肌しっとり艶やか 黒大豆「黒千石」で初の化粧品 北海道浦幌町 岡田愛啓さん

《日本農業新聞「e農net」》

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