【訃報】日大名誉教授・三浦裕二氏が死去…透水性舗装などで功績 画像 【訃報】日大名誉教授・三浦裕二氏が死去…透水性舗装などで功績

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 透水性舗装の開発や内陸舟運の研究で知られる日本大学名誉教授の三浦裕二(みうら・ゆうじ)氏が22日午前11時28分、肺がんのため東京都内の病院で死去した。80歳だった。葬儀は26日午後1時30分から東京都千代田区麹町6の5の1の聖イグナチオ教会主聖堂で。喪主は妻の桂子(けいこ)さん。
 東京都出身。1958年に日大工学部(現理工学部)土木工学科を卒業し、日本道路に入社。63年日大理工学部交通工学科(現交通システム工学科)助手となり、専任講師、助教授、教授を経て、2002年名誉教授。
 専門は舗装工学・環境工学で、アスファルト舗装の明色化や構造評価に関する研究を通じ、舗装設計や維持マネジメント技術などの発展に大きく寄与した。中でも雨水を地中に浸透させる透水性舗装の研究開発は、それまで遮水機能が求められた舗装の概念を大きく変え、近年普及が進む排水性舗装の原点となった。
 河川や運河を利用した内陸舟運の研究にも注力。既存の水系を利用して東京湾と太平洋を結び、舟運文化の再興と同時に周辺自治体の連携を強めて地域の活性化につなげる「房総水の回廊構想」を1990年代から提唱し、大きな反響を呼んだ。
 学協会活動では、土木学会広報委員長、国際技能振興財団理事長、NPO法人都市環境研究会会長などを歴任。防衛施設庁岩国飛行場埋立造成・舗装工学委員会委員長、船橋市環境審議会会長、建設省河川舟運に関する検討委員会委員長、厚生労働省足場からの墜落防止措置に関する調査研究会座長なども務めた。
 日刊建設工業新聞に90年代初めから掲載している寄稿欄「所論諸論」の執筆者だった。

日大名誉教授・三浦裕二氏が死去/透水性舗装・舟運研究で功績

《日刊建設工業新聞》

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