千葉県成田市と香取市、民間事業者と電力会社を6月に設立 画像 千葉県成田市と香取市、民間事業者と電力会社を6月に設立

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 千葉県成田市と香取市は6月、民間事業者との共同出資で電力会社を設立する。複数の自治体が共同で電力会社を立ち上げるのは全国で初めて。電力会社を介して、両市が保有する既存の発電施設で創出した電力(年間約1万メガワット時)を両市内の公共施設に供給し、エネルギーの地産地消の促進を図る。共同出資者となり、会社の運営を担当する民間事業者の募集を3月に開始し、4月以降に選定する。10月の業務開始を目標としている。
 設立する電力会社は、成田市の成田富里いずみ清掃工場(小泉344の1)のごみ処理過程で発生する余熱を活用した発電システムと、香取市内に集積する五つの太陽光発電所で創出した電力を買い取り、小・中学校や保育施設など両市の公共施設に売電する。
 両市が成田市の85施設、香取市の113施設の公共施設を対象に実施したシミュレーションによると、対象施設の運営に必要な電力量は年間2万メガワット時。それに対して、両市の既存施設で創出できる電力はそれぞれ年間490万キロワット時で、必要な電力量の半分程度となる見込み。不足分については、当面他の電力会社から購入して賄う。
 成田市の担当者は、4月からの電力小売り自由化を踏まえ、「事業が順調に進み、余裕や採算性が確保されれば、一般家庭への売電を検討する」としている。
 両市は16年度の予算案に会社設立の出資金としてそれぞれ400万円ずつ計上した。

千葉県成田市、香取市/6月に電力会社設立へ/民間事業者と、自治体共同出資は全国初

《日刊建設工業新聞》

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