新人研修で農業体験! NPO活動から生まれた農業研修プログラム 画像 新人研修で農業体験! NPO活動から生まれた農業研修プログラム

人材不足

 公益財団法人 日本生産性本部は、企業の経営革新を後押しするために、生産性向上から、経営品質活動、人材育成までを幅広く支援している。同本部では、このうち人材育成に関して、過去40年以上にわたり、25万人を超える教育実績を持つ、日本最大級の研修プログラムのラインナップをそろえている。

 たとえば、自律型の「主体的学習力」を身につけた新社会人を育成する研修プログラムの1つとして、ユニークな合宿型の農業研修プログラムもスタートさせている。

■野菜を育てながら人も育てる
 この研修プログラムは、藤沢市葛原にある「えと菜園」の農場にて体験学習として実施されるものだ。同農園では、にんじんや菊いもなど、年間30種にわたる無農薬野菜の生産や、地方直送の無農薬野菜のオンライン販売、農業体験イベント・セミナーの開催のほか、今回のテーマである職業体験型農園の運営などを行っている。

「農業を学ぶ場として、個人の家族や、定年退職者、都会のサラーマンなどに、農地を提供したり、野菜づくりの講習会を開催しています。最近では企業研修の受け入れや、人材育成にも活用いただいています。野菜づくりは自然が相手。不確定な要素が多いため、よい野菜をつくるためには、全員で試行錯誤していく必要があります。野菜を育てながら、同時に人も育てられるのです」と語るのは、えと菜園 代表取締役の小島希世子氏だ。

 同氏は、このような企業研修のほかに、NPO法人「農スクール」の代表理事も務め、 生活保護、引きこもりニート、ホームレスなどの就農支援活動も行っている。いわば仕事としての農業の橋渡しをする活動であり、“ホームレスをファーマーに!”を合言葉とした、貧困問題の解決と農業の再生を目指す活動でもある。同氏の挑戦は「ホームレス農園」という著作にもまとめられている。
《井上猛雄》

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