スーパー店頭のバター品切れは解消していた! 農畜産業振興機構 画像 スーパー店頭のバター品切れは解消していた! 農畜産業振興機構

インバウンド・地域活性

 不足傾向だった家庭用バターで、スーパーの「品切れ」がおおむね解消されたことが、農畜産業振興機構が定期的に行う店頭調査で分かった。昨年12月末から今月にかけて約100店の売り場を調べたところ、ほぼ全ての店の棚にバターがあった。昨夏、国内の生乳生産量が2014年夏を上回ったことで乳業メーカーがバターを増産でき、逼迫(ひっぱく)感が薄れた。
 機構は15年7月から、首都圏で約60店、関西圏で約40店のスーパーで、1カ月間に2~5回ずつ、主要なバター20種類があるかを調べている。16年に入って実施した3回の調査では、そのうち2回で全ての店に品物があった。

 最も品薄感が高まった15年10月第5週には、約2割の店で対象品がなかった。その後、国産増を受けて出回りが徐々に増加。クリスマス直前で最需要期を迎えた12月第3週には99%の店でバターがそろうまでに回復した。国が、国家貿易で輸入した海外品が主に業務用として放出されたこともバター全体の品薄感を弱めた。

 機構は3月末までに残り1回の調査を行う予定。最需要期を過ぎており、メーカー在庫も適正水準に回復していることから、「品薄感が再び増すとは考えにくい」(大手乳業メーカー)状況だ。

 品不足の解消に伴い、高止まりしていたバターの店頭単価も下がる気配を強めている。機構の調べでは、直近で最も高かった昨年10月に比べて今月は、約1.5%下落していた。

 店頭調査は4月以降も、1カ月間に1回以上の頻度で実施する予定という。

バター品切れ解消 生乳の増産進み スーパー店頭調査 農畜産業振興機構

《日本農業新聞「e農net」》

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