熊谷組、新協力会組織「熊栄会」設立、3会を統合の相乗効果で体制強 画像 熊谷組、新協力会組織「熊栄会」設立、3会を統合の相乗効果で体制強

マネジメント

 熊谷組は、従来の協力会社組織である「熊谷組安全衛生協力会」「熊土会」「熊建会」の3会を統合し、新たに「熊栄(ゆうえい)協力会」を設立する。協力会社との連携・協力体制の一層の強化と、協力会組織の効率運営が目的。同時に、各組織が個別に実施してきた「安全・品質・環境・労務」の取り組みで相乗効果を発揮させ、ものづくり体制をより強固にする。3月4日に東京都新宿区の同社で設立総会を開き、4月から本格的に活動する。
 熊栄協力会は、同社と専門工事請負契約を締結した協力会社で構成。正会員と準会員で会員数は計825社となる。主な活動内容は▽安全衛生▽品質確保・生産性向上▽環境保全▽担い手の確保・育成▽技能者の処遇改善▽労働災害に対する互助▽表彰▽広報▽応急復旧業務-に関する事項。
 同社は、3会が進めてきた従来の活動の継承を支援しながら、QCDSE(品質・費用・工期・安全・環境)を評価し、教育・研修を通じて情報の共有と会員会社のレベルアップ、同社とのパートナーシップ強化を図る。建築系や土木系といった業種を越えた交流も深め、現場間での協力会社の流動化を促し、技能者の需要の変化に柔軟に対応できる体制を整える。
 担い手の確保・育成にも関与し、会員会社の人材採用活動、若年者や女性に魅力ある職場作りなども支援する。「熊谷マイスター」制度や社会保険加入・建退共等退職金制度の促進にも取り組み、技能者の処遇改善を進める。将来的にはガイアートT・Kなどグループ会社の協力会組織とも相互交流し、労務ネットワークの効率的な運用を目指す。
 同社の協力会社で構成する協力会はこれまで、安全衛生管理の向上を目的とする熊谷組安全衛生協力会(786社)、施工品質の向上を目的とする土木系の熊土会(30社)、建築系の熊建会(316社)があった。
 石垣和男副社長は今回の3協力会統合について「それぞれ独自に深化した活動を統合し、3会の優れた点を生かした高いレベルの活動を継承することによって、連携の強化と活動の効率化を図る。同時に担い手の確保・育成、就業者にとって魅力ある職場づくり、処遇改善といった喫緊の課題にもスピーディーかつ効果的に対応していく」としている。

熊谷組/新協力会組織「熊栄会」設立/3会を統合、相乗効果で体制強化

《日刊建設工業新聞》

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