兵庫県立がんセンター、建て替えに向けて検討を開始 画像 兵庫県立がんセンター、建て替えに向けて検討を開始

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 兵庫県病院局は、老朽化と狭あい化が進んでいる県立がんセンター(明石市北王子町13の70)の建て替えに向けた検討を始める。現在地での改築を想定しており、16年度に行う埋蔵文化財試掘調査の結果を踏まえ、建て替え整備計画を検討する意向だ。16年度当初予算案には30百万円を盛り込み、県教育委員会に調査を委託する。
 同センターは、1962年に県がんセンターの付属病院(旧神戸市生田区)として発足。84年に県立成人病センターに名称変更し、現在地に移転した。07年に現在の病院名に変わった。
 病床数は400床(稼働397床)。診療は呼吸器内科、消化器内科、循環器内科、呼吸器外科、整形外科、リハビリテーション科、皮膚科、婦人科、放射線治療科など23科目。敷地は7万3647平方メートル。規模は本館がRC造地下1階地上6階建て、別館がRC造2階建てで総延べ2万7981平方メートル。
 建築後30年以上が経過し、建物や設備の老朽化が進んでいるほか、狭あい化も顕著になっているため、16年度から建て替えに向けた検討を始めることにした。
 埋蔵文化財の試掘調査は、本館北側の駐車場で実施する。その北側は旧県立明石西公園で、現在は同センターの敷地内緑地となっており、芝生広場やプロムナードなどがある。公園造営前にも試掘調査が行われているという。
 病院局では、敷地内緑地を含む現病院施設周辺での建て替えを想定しているが、周辺では奈良時代の住居や倉庫跡などが発掘されており、前回の調査や今回の調査結果を踏まえ、建設が可能な位置など建て替え計画を慎重に検討する。整備時期など具体的なスケジュールは未定だ。

兵庫県病院局/がんセンター建替(明石市)/整備計画検討、16年度に埋蔵文化財調査

《日刊建設工業新聞》

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