JR東日本/低炭素開発認証制度に参加/品川車両基地跡開発(東京都品川区)で 画像 JR東日本/低炭素開発認証制度に参加/品川車両基地跡開発(東京都品川区)で

マネジメント

 ◇温室ガス排出ゼロに
 JR東日本が東京都品川区で計画している「JR品川車両基地跡地開発」が、C40(シー・フォーティ、世界大都市気候先導グループ)が推進する低炭素都市開発認証制度「クライメット・ポジティブ開発プログラム」に参加することになった。プロジェクトの各段階で、温室効果ガス排出量をゼロにすることを目指し、省エネ対策などを検討していく。
 C40は温室効果ガスの排出削減に取り組む世界の都市間ネットワークとして2005年に設立。現在、世界84都市が加盟し、東京都は06年に加盟している。
 クライメットポジティブ開発プログラムは、低炭素都市の実現に向けてモデルとなる開発事業をC40が認証していくという制度。現在、ロンドンやシドニーなど17都市の開発プロジェクトがプログラムに参加している。
 省エネの徹底や再生可能エネルギーの積極的な利用などで、温室効果ガスの排出量をゼロ以下にすることを目指すプロジェクトで、加えてそれぞれの都市の気候変動政策に合致するものが認証対象となる。
 プログラムでは、開発終了後の運用段階での区域内の「温室効果ガス排出ゼロ以下」を目標に、計画の構想段階、計画の詳細段階、建設段階、開発終了時の4段階に分け、各段階で審査・認証を受けることになる。
 15日に計画の構想段階の認証を受けた品川車両基地跡地開発は、日本では初めての参加プロジェクトとなる。
 今後は、東京都が技術的な協力・支援を行いながら、JR東日本が最先端の建築物の省エネ対策や食品廃棄物のバイオマス化、周辺地域のクリーンエネルギーの供給などの導入について具体的な検討を進め、開発終了までのロードマップを作成する。
 品川車両基地跡地は品川駅から田町駅側に南北1・6キロにわたって細長く伸びた敷地(約13ヘクタール)。中央部にはJR山手線・京浜東北線の新駅が整備される予定で、20年の暫定開業を計画している。周辺の街づくりも段階的に進められる。
《日刊建設工業新聞》

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