洋服・雑貨店の店頭に米やジャム!? 食の魅力で誘客 画像 洋服・雑貨店の店頭に米やジャム!? 食の魅力で誘客

インバウンド・地域活性

 ブランド力のあるアパレル店や雑貨店が、店内で食品を販売する動きが出てきた。売り込むのは産地や品種などを強調した加工品や米。洋服は一度購入すると、次の来店が遠のきやすい。ブランド力のある食品を店内に置くことで、「おいしかったからまた買いに行こう」と食べ物に誘われ来店頻度が増え、服の売り上げ増にもつながっている。
 大手アパレルメーカーが展開する洋服店アーバンリサーチドアーズの店舗。バーニャカウダやお茶漬けのもとなどの加工食品が数多く陣取る。品ぞろえが充実するのがジャム。「福岡のあまおういちご」「大阪の河内いちじく」など産地や品種を強調したオリジナル商品で、1瓶(150グラム)750~850円。高価格だが、20~30点の加工食品で最も売れ行きが良い。運営するアーバンリサーチ(大阪市)は「品種や産地を書くことで、消費者にこだわりが伝わりやすい」という。

 女性向け洋服店のアダムエロペは、群馬県川場村のブランド米「雪ほたか」を売る。昨年10月から2店舗で販売を始め、2月までに1パック2合入り(600円)を1200パック売り上げた。週間の売り上げでも必ず上位5位に入るヒット商品となった。運営するジュン(東京都港区)は「手軽なギフトとして、洋服と一緒に購入する客が多い」と話す。

 麻織物を中心に工芸品をそろえる雑貨店を全国展開する中川政七商店は、本社を置く奈良県の果実園が作ったドライフルーツを店頭で販売。産地情報を詳しく書き、消費者の興味をかき立てる。同店は「こだわりの工芸品を買いにくる既存の顧客層とマッチし、売り上げは好調」と話す。

食の魅力で誘客 店頭に米やジャム  洋服・雑貨店

《日本農業新聞「e農net」》

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