不動テトラ、インドネシアを拠点にアジア全域積極展開 画像 不動テトラ、インドネシアを拠点にアジア全域積極展開

海外進出

 不動テトラが海外事業を強化する。海外では現在、地盤改良の施工に特化しており、インフラ整備に伴う地盤改良ニーズの伸びが期待されるインドネシアに近く駐在員事務所を開設する。海外再進出後の拠点としては米国、ベトナムに続き3カ所目となる。インドネシアを足掛かりに、ミャンマーやバングラデシュなどアジア全域をターゲットに、受注活動を積極展開する。
 同社が海外で専門に手掛けている地盤改良工事では、日本から施工機械やオペレーターをプロジェクト単位で動員し、施工体制を確保。一部ではローカルスタッフをオペレーターとして教育している。
 アジアの新興国では今後、日本の政府開発援助(ODA)案件を含め、多くのインフラ投資が見込まれる。これに伴い、地盤改良工事のニーズも拡大する可能性が高い。2020年東京五輪後に予想される国内需要の縮小に備えるためにも、海外事業の強化に乗りだす。
 海外再進出後、同社は05年に米国に現地法人、08年にベトナムに駐在員事務所を開設している。米国では欧米企業、ベトナムでは日系ゼネコンからの受注が大半を占めるという。
 新しい拠点として、インドネシアのジャカルタに駐在員事務所を月内に開設する。所長には海外経験の豊富な井上透氏(44)が就任する。
 インドネシアは交通事情が悪く、今後、鉄道や港湾、道路整備が本格化する見通し。同事務所では、得意とする地盤改良が工事にスペックインされるよう、情報収集と営業活動を展開。ODA案件を中心に、日系ゼネコンなどが手掛ける工事への参画を目指す。現地での調達能力を高めるなど、施工体制の整備も進める。
 同社の竹原有二社長は昨年12月、日刊建設工業新聞社のインタビューに応じ、「海外では安定的に売上高10億円程度を確保していきたい」との方針を示している。

不動テトラ/海外事業を強化/インドネシアに事務所、アジア全域で地盤改良展開

《日刊建設工業新聞》

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