流通関係者向け商談会「スーパーマーケット・トレードショー2016」始まる 画像 流通関係者向け商談会「スーパーマーケット・トレードショー2016」始まる

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 スーパーなど流通関係者向けで国内最大級の商談会「スーパーマーケット・トレードショー2016」が10日、東京都江東区の東京ビッグサイトで始まった。食品メーカーなど約1900社・団体が出展。20、30代の働く女性や主婦層を意識して「手軽さ」「安全」「本格派」を軸にした新商品のPRが目立った。12日まで。

 業界団体の新日本スーパーマーケット協会が主催し、3日間で10万人の来場を見込む。今年で50回目。

 野菜では、手軽さが強みのカット野菜に注目が集まった。食品卸の国分グループ(東京都中央区)は通年で代わり映えしないカット野菜売り場のアクセントにもう1種類の野菜を足すメニューを提示した。「2月後半は水菜とタマネギドレッシング」など、月の前・後半で変化を付け、季節感を演出。青果と併せた消費拡大を提案した。

 子育て世代への売り込みでは安全・安心の訴求が多い。果実では、産地名を明示して安心感を強調した加工品が多く並んだ。

 製茶問屋のおやいず製茶(静岡市)は、飲食店向けに青森産リンゴや愛媛産ミカンの果汁を牛乳と緑茶で割った「ラテ」を提案した。試飲したバイヤーは「小さい子どもを抱える女性は、間食にも安全性が高いものを求める意向が強い」と歓迎。同社には、同日だけで商談の申し込みが相次いだ。

 “本格派”を求める層を意識した商品も目立った。食品メーカーの岩田醸造(東京都世田谷区)は10日に新発売した、だし入りみそ「雪燦々(さんさん)」をPRした。主原料の米と大豆は北海道産。ブランド力の高い北海道のイメージを生かす目的で原料や商品名を決めた。「みそ汁を飲む機会が減っている若い女性の需要を開拓したい」(同社)考えだ。

 農業生産法人の三清屋(鹿児島県鹿屋市)は、100%国産の有機飼料で育てた「薩摩黒豚」を売り込む。一般の国産豚肉に比べ価格は2倍以上するが、田中武雄代表は「需要は高い」と手応えをつかむ。

 食品卸最大手・三菱食品の戦略研究所の大西康之課長は、スーパー業界の課題として20、30代の女性客の需要の取り込みを挙げる。売り場の活性化に向けて、「多様化する好みを把握する必要がある」と指摘する。

国内最大級のスーパー商談会 手軽さ、安全、本格派 新商品ずらり 食品など1900社・団体出展

《日本農業新聞「e農net」》

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