国交省、外環道「東名以南」の整備具体化へ協議会設置 画像 国交省、外環道「東名以南」の整備具体化へ協議会設置

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 国土交通省は、東京外かく環状道路(外環道)のうち「東名以南」の整備の具体化に向けた検討の場を設置する。国交省、東京都、川崎市の3者をメンバーとする「東京外かく環状道路(東名高速~湾岸道路間)計画検討協議会」の初会合が10日、東京・霞が関の国交省内で開かれる。首都圏3環状道路(首都高速道路中央環状線、外環道、首都圏中央連絡自動車道〈圏央道〉)の中で具体化されないままとなっていた約20キロ区間の具体化へ意見交換や検討を進めていく。
 東名以南をめぐっては、12年9月5日に都内で行われた関越道~東名高速間の都内区間(東京都練馬区~世田谷区、約16キロ)の着工式で、羽田雄一郎国交相(当時)が「具体化に向けた検討の場を設置する」と表明。東京都などもかねて協議会の設置を要望していた。
 都心部の慢性的な渋滞の緩和による物流の効率化や首都機能の強化、災害時の緊急輸送道路の確保などの観点から整備が進められている首都圏3環状ではこれまでに、中央環状線が全線開通。圏央道も概成しつつある。
 外環道も千葉県区間や、大深度地下方式で建設を進める関越道~東名高速間の整備が本格化している。
 東名以南については、国土開発幹線自動車道(国幹道)の予定路線と位置付けられているが、現段階では、東名から湾岸道路に至る区間の具体的なルートや、地上か地下かといった構造形式も決まっていない。実現までには今後、基本計画、整備計画と段階を踏んで路線の位置付けを格上げしていく必要がある。
 同路線に関する最初の検討の場として発足する協議会の初会合では、首都圏の道路ネットワークや地域の状況・課題を参加者間で共有。関越道~東名高速間で構想段階から住民や市民の参加を得ようと取り入れた「PI(パブリックインボルブメント)」方式を含め、具体化に向けた方策が練られていくことになりそうだ。

国交省/外環道「東名以南」具体化へ協議会設置/東京都・川崎市と2月10日初会合

《日刊建設工業新聞》

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