京王線笹塚~仙川駅間連立事業、8工区の施工者決定、16年度から順次着工 画像 京王線笹塚~仙川駅間連立事業、8工区の施工者決定、16年度から順次着工

インバウンド・地域活性

 東京都世田谷区、渋谷区、杉並区で都が施行する京王線笹塚駅~仙川駅間(延長約7・2キロ)の連続立体交差事業の関連工事が16年度に始まる。京王電鉄が事業区間を1~8工区に分割し、それぞれの施工者を決めた。高架橋や鉄道付属街路の建設用地を確保した工区から、道路の付け替え工事を行った上で鉄道の高架化工事に着手。22年度の事業完了を目指す。付け替え道路の整備費を除く事業費は1701億円。
 工事着手に向け、地域住民を対象とした事業・工事説明会が4日に始まった。
 事業区間は渋谷区笹塚1丁目~世田谷区給田3丁目。地上駅の7駅を含む区間(八幡山駅付近は既に高架構造)を高架化し、井ノ頭通りなど25カ所の踏切を除却する。鉄道の両側か片側に整備する側道として鉄道付属街路(15本、約5・6キロ)も整備するほか、高架橋の建設用地にある既存の道路(10本)を付け替える。
 施工は、第1工区(笹塚駅側の取り付け部~代田橋駅付近)を大林組・京王建設JV、第2工区(明大前駅付近)を大成建設・竹中土木JV、第3工区(下高井戸駅付近)を清水建設・三井住友建設JV、第4工区(桜上水駅付近)を鹿島・京王建設・東亜建設工業JV、第5工区(上北沢駅付近)を鴻池組・竹中土木JV、第6工区(芦花公園駅付近)を東急建設・京王建設・鉄建JV、第7工区(千歳烏山駅付近)を安藤ハザマ・淺沼組JV、第8工区(仙川駅側の取り付け部)を戸田建設・錢高組JVがそれぞれ担当する。
 現在の線路の南側に建設用地を確保して工事を進める計画。取得する必要がある用地の総面積は約3万7000平方メートルに上るが、取得率は1割程度にとどまっている。今後、取得済みの用地から準備工事や道路の付け替え工事を進め、まとまった用地を確保した工区から高架化工事に順次着手する見通しだ。

東京都ら/京王線笹塚~仙川駅間連立事業/8工区の施工者決定、16年度から順次着工

《日刊建設工業新聞》

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