社員の改善提案から商品化、舗装作業時の破片飛散防止器具 画像 社員の改善提案から商品化、舗装作業時の破片飛散防止器具

インバウンド・地域活性

 寿建設(福島市、森崎英五朗社長)は、道路舗装などのはつり作業時の破片の飛散を防止する器具「ハツリ・ガード」を開発し、販売を開始した。社員の改善提案を商品化したもので、メッシュ加工の器具をハンドブレーカーに装着し、飛散を防ぐ。製作・販売は仙台銘板(仙台市宮城野区、渥美幸二社長)が担当する。価格は5000円。
 ハツリ・ガードは魚を入れるびくの底をなくした形の網状の器具。底辺部には円形の重りが付いており、これを地面に密着させ、はつりで出てきた破片をこの網の中に収めて飛散を防ぐ。取り付けも簡単で、ハンドブレーカーの上部にバンドで固定するだけ。メッシュ加工のため、ブレーカーのノミ先を目視でき、作業性も良い。
 森崎社長は今回の商品化について「社員に現場の改善提案を求め、14年に出された約150件の提案の中から商品化した。提案は大型ブレーカーの飛散防止器具だったが、汎用性を考え、ハンドブレーカー用に改善した」という。
 同社はトンネル工事を得意とする土木工事会社。特にトンネル補修工事では独自の技術を保有し、発注者からも技術力に対し高い評価を得ている。森崎社長は「現場で創意工夫することはたくさんある。今回の提案も国道維持工事を長年担当している社員が提案した。こうした現場で求められているものを商品化していきたい」と語った。

寿建設/舗装はつり時の破片飛散防止器具開発/社員の改善提案を商品化

《日刊建設工業新聞》

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