西アフリカ2か国で官民インフラ会議…インフラ需要取り込み狙う 画像 西アフリカ2か国で官民インフラ会議…インフラ需要取り込み狙う

海外進出

 国土交通省は、西アフリカのコートジボワールとナイジェリアで5月の大型連休期間中に「官民インフラ会議」をそれぞれ開催する。両国の旺盛なインフラ需要を日本企業の成長に取り込めるよう、官民が協力して案件形成や受注を目指すとともに、工期順守や施設の耐久性などに優れる日本企業の「質の高い」施工技術を売り込む。
 現在、会議に参加する日本企業を募集中。参加企業には自社の実績や技術をPRできるプレゼンテーションや、相手国企業とのビジネスマッチングを創出する機会が与えられる。
 西アフリカでの官民インフラ会議は日本貿易振興機構(JETRO)との共催。5月3日にコートジボワールのアビジャン市、5~6日にナイジェリアのラゴス、アブジャ両市で1日ずつ開催する予定だ。
 企業の参加希望は随時受け付けている。2カ国両方または1カ国だけの会議への参加のどちらも選択できる。
 国交省によると、コートジボワールとナイジェリアはともに高い経済成長率を背景に旺盛なインフラ需要がある。国連がまとめた2050年の国別人口推計を見ると、ナイジェリアは現在(15年時点)の1・8億人から4億人へとほぼ倍増する見通し。世界の人口順位では現在8位だが、50年にはインド、中国に次ぐ3位にまで上がるとみられている。コートジボワールでは、国際協力機構(JICA)が岸壁改良事業の準備調査を行っているアビジャン港開発プロジェクトなど日本企業にとって有望な案件がある。
 アフリカ各国向けに日本企業の進出を売り込む官民インフラ会議は、先行して昨年7月から今年1月にかけてエチオピア、ケニア、モザンビーク、タンザニアの4カ国で開催してきた。いずれもゼネコンなど20~30社程度の日本企業が参加している。
 8月27、28日には、日本政府の主導で開かれてきたアフリカ開発会議(TICAD)がケニアで開かれる予定だ。国交省は、TICAD開催期間中に関連イベントとしてインフラ輸出に特化したセミナーを開催することも検討している。

国交省/西アフリカ2カ国で官民インフラ会議/5月大型連休に、参加企業を随時募集

《日刊建設工業新聞》

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