幕張メッセが15年計画の大改修…まずは五輪向け設備優先 画像 幕張メッセが15年計画の大改修…まずは五輪向け設備優先

インバウンド・地域活性

 千葉県は、2020年東京五輪で競技会場になる「幕張メッセ」(千葉市美浜区中瀬2の1)を大規模改修する。老朽化した設備の更新や内装改修を実施し、展示場としての競争力向上も図る。工期は16~30年度の15年間で、事業費は約160億円。16年度は、特別高圧受変電設備、高圧発電設備、エレベーターとエスカレーターの更新(一部増設含む)、トイレと中央エントランスのリニューアルに着手する予定だ。
 幕張メッセは、国際展示場1~8ホール(RC・S造地下1階地上3階建て延べ9万9106平方メートル)と同9~11ホール(RC・SRC・S造2階建て延べ3万7190平方メートル)などで構成する。
 県によると、16年度は、施設の競争力向上につながる改修と、五輪の競技運営で重要な設備の更新を優先的に実施するという。16年度予算案に設計費などとして、72百万円を計上した。
 施設全体の電力を担う特別高圧受変電と、停電時に防災機能を維持するための高圧発電設備の更新は、16年度の基本設計、17年度の実施設計、18年度の着工、19年度の完成を目指す。
 メッセの顔となる中央エントランスの機能向上、トイレの壁や床、天井の張り替えと洋式化に向け、16年度に設計、17~19年度に工事を行う。
 このほか、エレベーターとエスカレーターを更新するほか、新たにエレベーター4基も増設する。いずれも16年度の設計、17年度の着工を予定。更新は18年度、増設は19年度の完成を見込む。
 県は、同施設の建設時に費用を一部負担した千葉市に、今回の改修費用の部分的な負担を要請。両者間で協議を進めている。

千葉県/幕張メッセ(千葉市美浜区)大規模改修/15年かけ設備更新、競争力向上へ

《日刊建設工業新聞》

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