工業高校の技術検定対策、建設業振興基金が実態調査で事例収集 画像 工業高校の技術検定対策、建設業振興基金が実態調査で事例収集

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 建設業振興基金(内田俊一理事長)は、施工管理技術検定試験に関する工業高校の取り組み実態などを把握する調査を始めた。在学中に受験できる2級学科試験の合格に向けた各校の優良事例などを集め、建設産業の担い手確保・育成につながる効果的な活動の検討に役立てる。一部着手しているヒアリングを10校ほどを対象に実施。3月にかけて建築科や土木科がある350校超にアンケートも行い、実態を把握する。
 調査結果はリポートにまとめ、工業高校各校の活動でも参考にしてもらう。
 ヒアリングは1月中旬に始めた。長崎県の県立長崎工業高と同大村工業高では、授業時間(午前8時50分~午後3時15分)や夕方の部活動時間を考慮して、資格取得に向けた「朝補習」を1年時から実施。建築大工技能士や危険物関係、測量関係の各種資格、建築CADの取り扱いなどを学ぶ。3年時の朝補習は、施工管理技術検定の学科試験受験に向けた対策に充てている。こうした活動で、いずれの学校も高い合格率を達成する成果を挙げているという。
 そのほか、長崎でのヒアリングでは、県内の中学校を対象とする説明会を行うなど、工業高校への入学を促すことで生徒数を確保していることも分かった。
 振興基金では、優良事例をヒアリングを通じて把握する。並行して、建築科のある123校、土木科のある253校に調査票を送付。朝補習の活用状況や、受験者を在校生全員にするか希望を募っているかなどの質問に回答してもらう。
 ヒアリングやアンケートを通じて把握した実態から、担い手確保に向けた課題を抽出し、工業高校の取り組みについて対策を検討する。
 例えば、教員の専門的な知識習得や能力向上の方策として、富士教育訓練センターを活用したり、教材に基づく動画を作成したりすることが想定されている。

振興基金/施工管理技術検定ー工業高の受験対策把握へ/好事例収集、効果的な活動検討

《日刊建設工業新聞》

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