【回転窓】民間工事にも「発注者責任」を 画像 【回転窓】民間工事にも「発注者責任」を

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 公共工事設計労務単価が改定され、1日から適用された。13年4月に過去最大幅の引き上げが行われてから4回目。それ以前の12年度単価に比べると全職種単純平均で単価は34・7%上昇し、ピークだった97年度単価の92・5%まで値を戻したことになる▼公共投資の長期低迷下、技能労働者に支払われる賃金は、採算を度外視した厳しい価格競争の影響を受けてきた。しかし、将来の担い手確保・育成には処遇改善が欠かせない▼その一環で国土交通省は、市場の実態を反映させる労務単価に、社会保険の加入原資となる法定福利費相当分を上乗せする形の政策的改定を行っている▼労務単価改定、社会保険未加入対策、「適正な利潤」の確保をうたう公共工事品質確保促進法の改正…。公共工事の分野では、建設業に若者を呼び込み定着させるためのさまざまな取り組みが進む▼今後の課題は、公共工事以上に採算確保が難しいとされる民間工事への対応。業界から「公共工事に類する『発注者責任』を整理してほしい」との声も。国交省が有識者会議で民間工事の請負契約適正化について議論を始めた。注目したい。

回転窓/民間工事にも「発注者責任」を

《日刊建設工業新聞》

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