東京・岸記念体育会館、神宮外苑地区に移転 画像 東京・岸記念体育会館、神宮外苑地区に移転

インバウンド・地域活性

 日本体育協会(張富士夫会長)は、老朽化が進む岸記念体育会館(東京都渋谷区神南1の1の1、同協会の本部が入居)を神宮外苑地区に移転新築する。新会館の名称は「日本体育協会・日本オリンピック委員会新会館(仮称)」。東京都新宿区霞ケ丘町4丁目の都立明治公園こもれびテラスと民有地を都が土地区画整理した敷地(約3300平方メートル)に建設する。現在、基本設計に入っており、今秋に施工者を決める一般競争入札を公告する。
 新会館の規模は地下1階地上14階建て延べ約1万9500平方メートル。建物の最高高さは60メートル。構造は設計の中で固める。近く近隣住民向けの説明会を開き、設計者を公表する。17年夏に着工し、19年春の完成を目指す。
 現在の岸記念体育会館は敷地面積4200平方メートル。建物はRC造地下3階地上5階建て延べ1万2800平方メートルの規模で、前回の東京五輪があった1964年に完成した。
 建て替えは、11年に創立100周年を迎えた同協会の記念事業として位置付けられている。東京五輪に合わせた神宮外苑地区のスポーツクラスター形成、代々木公園の整備などとの一体的な整備となる。新会館は各種スポーツ団体の連携・協働へ向けた活動の拠点としての役割を担う。
 協会は2日に都内で開いたスポーツ関係団体などを対象にした説明会で、新会館建設に至る経緯などを報告。「新会館に期待する役割」として、▽持続可能な我が国スポーツ界の充実・発展に対する役割(「スポーツ宣言日本」21世紀のスポーツの使命の実現に向けた対応など)▽スポーツ団体に対する役割(安心・安全なスポーツ団体運営基盤確保など)▽地域・環境に対する役割(都心部公園の確保への貢献など)-の三つのコンセプトを挙げた。

体育協会/岸記念体育会館移転/神宮外苑地区(東京都新宿区)に、17年夏着工へ

《日刊建設工業新聞》

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