宮崎県、防災拠点庁舎の基本設計案を公表 画像 宮崎県、防災拠点庁舎の基本設計案を公表

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 宮崎県は、宮崎市橘通東1丁目の県庁舎敷地内に計画している防災拠点庁舎の基本設計案=完成イメージ=を公表した。曳家工事で移築する既存の5号館も含めた規模はS一部RC造地下1階地上10階建て延べ2万4880平方メートル。柱頭免震構造やCLT(直交集成板)耐震壁を採用する。設計担当は山下設計・岩切設計・ごとう計画・設計JV。
 新庁舎本体の規模は延べ2万4050平方メートル。2階建て延べ830平方メートルの5号館を新庁舎北側の隣接地に移築し、県民の一時避難スペースとして活用する。建物の北側は平常時はイベントなどに活用でき、災害時には自衛隊や消防などの車両が駐車できる防災広場とする。
 新庁舎は3~7階を災害応急対策活動の場となる危機管理防災センターと位置付け、災害対策本部会議室などを配置。1、2階に福祉保健部、3階に危機管理局、6階に病院局、7~9階に県土整備部がそれぞれ入る。地下に61台、地上に10台の外来者駐車場を設け、本館北側にも約90台の駐車場を整備する。
 大規模災害時にも庁舎機能を果たせるよう地下駐車場の柱の上部に免震装置を設置する柱頭免震構造を採用。建物の横揺れを支える部材の一部として4~9階にCLT耐震壁を採用する。
 1週間以上の連続運転が可能な非常用発電機を設け、1階のエントランスなどは一時避難場所とし災害応急対策活動スペースと区分する。屋上にはヘリポートを設ける。
 11月をめどに実施設計を完了し工事発注の手続きに入り、17年10月ごろの着工、19年度半ばごろの完成を目指す。概算事業費は基本構想段階から変更はなく本体・駐車場工事費に約112億円、5号館保存工事費に約1億円を見込んでいる。

宮崎県/防災拠点庁舎建設/基本設計案公表、柱頭免震構造やCLT耐震壁採用

《日刊建設工業新聞》

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