東京・JR小岩駅南口再開発、今春にも準備組合設立 画像 東京・JR小岩駅南口再開発、今春にも準備組合設立

インバウンド・地域活性

 ◇総延べ10万平方メートル超の再開発ビル群
 東京・江戸川区は、JR小岩駅南口で計画している南小岩7丁目地区(対象面積約4・9ヘクタール)の土地区画整理事業(区施行)と一体的に進める市街地再開発事業(組合施行)の具体化に向けた支援活動を強化する。16年度予算案に同地区を含めた小岩駅周辺地区の街づくり関連経費として前年度比30・1%増の9327万4000円を計上。16年度にも両事業の事業計画案を固め、17年以降に事業認可を順次取得する。再開発事業では総延べ10万平方メートル超の再開発ビル群の整備を計画しており、今春をめどに準備組合が設立される見通しだ。
 南小岩7丁目地区では、▽公共施設(敷地面積2・1ヘクタール)▽再開発街区(1・5ヘクタール)▽商業業務系街区(0・7ヘクタール)▽住宅系街区(0・7ヘクタール)-の4地区に分けて街づくりを進める。
 区施行の土地区画整理事業は15年12月に都市計画決定された。17年に事業認可を取得し、18年の仮換地指定後に着工する。
 再開発街区では15年7月に発足した地権者らの協議会が事業化を検討しており、今春にも準備組合を設立する。17年の都市計画決定、18年以降の事業認可を経て本組合を設立し、権利変換計画の認可後に着工する。両事業ともに2028年の事業完了を目指している。
 再開発ビルは商業棟と住宅棟の2棟で構成。商業棟はS造地下3階地上6階建て、住宅棟(240戸)はRC造28階建てで、総延べ床面積は10万5000平方メートルの規模を想定している。
 基盤整備では駅前広場の拡張や、南口から東方面に延びるサンロードの拡幅にも取り組む。計画地の外側には周回道路を整備し、地区の回遊性を高めて既存商店街との連続したにぎわいを創出する。
 □事業計画案作成支援プロポ開始□
 両事業の具体化支援に当たり、区は1日、「平成28年度南小岩七丁目地区土地区画整理事業、都市再生事業計画案作成事業業務」「平成28年度南小岩七丁目駅前地区都市再開発支援事業・街区整備計画作成業務」の委託先を決める公募型プロポーザルの手続きを開始した。委託業務では両事業を円滑に進めるため、事業計画案の作成や支援業務を行う。いずれも履行期限は17年3月14日。
 参加申込書は10日まで都市開発部市街地開発課推進係への持参で受け付ける。企画提案書の提出期限は25日。書類とプレゼンテーションの2段階審査を経て3月23日に委託先の選定結果を通知する。契約締結は4月上旬の予定。プロポーザルには単体または複数の企業で構成するグループが参加できる。
 「土地区画整理事業、都市再生事業計画案作成事業業務」では、事業計画や交通処理計画の検討、合意形成の支援などを行う。委託額の上限は1800万円。「駅前地区都市再開発支援事業・街区整備計画作成業務」では、市街地再開発事業の準備組合設立や都市計画決定に向け、事業計画案の作成、準備組合設立・運営支援、事業協力者選定活動支援などを実施する。委託額の上限は1600万円。

南小岩7丁目地区再開発(東京都江戸川区)/16年春にも準備組合設立/区が支援強化

《日刊建設工業新聞》

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