世紀東急工業、施工性と熱効率が良い薄層ロードヒーティング提案 画像 世紀東急工業、施工性と熱効率が良い薄層ロードヒーティング提案

インバウンド・地域活性

 世紀東急工業は面状の発熱体を用いた薄層ロードヒーティングの積極提案に乗りだす。既設舗装面の上に直接設置でき、短期間で施工が可能。熱効率が良いため、少ない消費電力で高い融雪効果を発揮する。11年11月に初適用し、これまでに除雪が困難な高齢者宅や連日除雪を行う店舗など計9件で施工を実施した。同社は個人宅やマンション、高齢者用施設などを対象に既存・新設問わず提案活動を展開。今後5年間で採用数20~30件、売上高3000万円を目指す。
 薄層ロードヒーティング「ホットペイブ」は、電熱式の面状発熱体による融雪システム。アスファルト舗装やコンクリート舗装だけでなくコンクリート構造物などにも適用できる。既設の舗装や基盤構造物の上に発熱体を直接設置するのが特徴だ。産業廃棄物の発生が少なく、すべて人力で施工可能。掘削工事が必要な従来工法と比べて工期が半減し、イニシャルコストを10%低減できるという。
 表面処理した既設舗装の上に接合層(特殊樹脂)、発熱体、絶縁層(特殊樹脂+不織布)、補強層(特殊樹脂)、保護層(樹脂系滑り止め舗装+トップコート)の順で施工する。ホットペイブの層は5ミリと薄く、表面温度の立ち上がりが速い。特殊樹脂は耐久性が高く、低温でも硬化しやすい。
 面状発熱体は、通電後数秒で設定温度まで上昇する上、地表から3~4ミリの深さに設置されているので、少ないエネルギーでも温まりやすい。従来と比べランニングコストを25%低減する。表面仕上げは、さまざまな模様やカラーの組み合わせが可能でデザイン性の高い外観を実現できる。
 これまでに計9件、延べ143・9平方メートルの施工実績がある。同社は今後、店舗の駐車場や個人住宅の玄関先・車庫、マンションの駐車場・外階段、高齢者施設の駐車場・歩道などを対象に営業展開。融雪舗装の単体受注だけでなく、新設施設の外構工事なども視野に提案活動を進める。

世紀東急工業/薄層ロードヒーティングを積極提案/施工性と熱効率の良さ売り込み

《日刊建設工業新聞》

編集部おすすめの記事

特集

インバウンド・地域活性 アクセスランキング

  1. 横浜スタジアムの増築改修、オリンピックを踏まえ6000席増設へ

    横浜スタジアムの増築改修、オリンピックを踏まえ6000席増設へ

  2. 高い評価の新潟米「新之助」、強気の値段設定はおいくら?

    高い評価の新潟米「新之助」、強気の値段設定はおいくら?

  3. 造幣局東京支局跡開発、大学を誘致する方針

    造幣局東京支局跡開発、大学を誘致する方針

  4. 世界貿易センタービルディングの解体、160メートルは国内最高層!

  5. みなとみらい21の大規模複合ビル計画、JR横浜駅からペデストリアンデッキで接続

  6. 五輪後の建設市場は「減少」か「横ばい」…アナリストに聞く

  7. サンケイビル、ホテル開発を加速/新ブランドで100億円超えを目指す!

  8. 豊島区「池袋西口公園」の再整備、円形の劇場広場へ

  9. 日本橋兜町再開発、「国際金融都市東京」構想の一翼を担う街づくりへ

  10. 狙え、インバウンド需要! ホテル業界の事業戦略を追う

アクセスランキングをもっと見る

page top