国交省、基礎杭の工事監理指針案、地盤情報や施工留意点の共有を 画像 国交省、基礎杭の工事監理指針案、地盤情報や施工留意点の共有を

マネジメント

 国土交通省は1日、基礎杭工事の工事監理ガイドライン(案)を公表した。別途告示で示す一般的施工ルールに基づく適切な施工体制の構築を補完するのがガイドライン制定の狙い。工事監理者は、設計者や施工者と共に適法で安全・安心な建築物の実現を担保する役割を担う。基礎杭工事については、工事監理方針の決定に当たって、地盤情報、設計で選定した基礎杭の施工上の留意点を設計者から受ける説明の中で把握。建築主、設計者、工事監理者、工事施工者の関係者間でそれらの情報を共有することが望ましいとした。
 国交省は、27日までガイドライン(案)に対する意見を募集。その内容を反映させて成案にする。別途告示する一般的な施工ルールと建設業団体が作成する自主ルールを踏まえ、元・下請の役割分担、杭の支持層への到達の技術的判断、施工記録の確認、記録が取得できない場合の代替手法などを把握することも明記している。
 工事監理については、方針を決定する際に把握した事項を踏まえ、立ち会い確認と書類確認をどのような方法で行うかも示している。支持層の位置の違いが判明するなど設計図書通りに施工できない場合は、建築主へ報告。必要に応じて関係者間で対応策を協議する。協議方法はあらかじめ関係者間で確認し、共有することが望ましいとしている。
 基礎杭工事が適切に施工されたことを確認する判断材料となる工事監理の状況は、建築基準法上の中間検査時にも報告を求められる。
 そのため、工事監理者は基礎杭工事の工事監理の方法やその結果を適切に記録。建築主から求めがあった場合には、それを提出するなど適切に対応するとしている。

国交省/基礎杭の工事監理指針案公表/地盤情報や施工留意点を関係者が共有

《日刊建設工業新聞》

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