宮城建協「建設女性の会」が発足、職場環境改善や戦略的広報展開 画像 宮城建協「建設女性の会」が発足、職場環境改善や戦略的広報展開

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 宮城県建設業協会(宮城建協、佐藤博俊会長)は1日、建設産業での女性の活躍の場を広げることを目的に「宮城建設女性の会2015」を立ち上げた。建設産業で働く女性のネットワーク構築や、県内建設業での女性の入職促進・定着に向けた職場環境の改善、女性の目線による戦略的広報などを展開する。会長には武山興業の武山利子専務が就任した。
 同日に仙台市青葉区の江陽グランドホテルで設立会が開かれた。冒頭、佐藤会長があいさつし、「女性の視点を取り入れた諸活動や提言を通じ、女性が活躍できる建設産業の環境改善を図ることが、中長期的な担い手確保につながる」と期待感を語った。
 女性の会の武山会長は、東日本大震災の風化への懸念などに触れた上で、「社会資本整備が遅れていることをはっきりと声に出す行動が大切だと被災者として思っている」と述べるとともに、「建設産業や宮城県を良くしていくため、皆さんの声を聞かせていただきたい。皆さんが主役という会にしていきたい」と出席した女性会員に呼び掛けた=写真。
 設立総会には来賓として土井亨国土交通副大臣や川瀧弘之東北地方整備局長、遠藤信哉宮城県土木部長らも出席した。さらに、元国土交通省技監の足立敏之氏が「建設産業における女性の活躍」をテーマに記念講演を行った。
 女性の会の会員は、宮城建協の会員企業に所属する女性や、会の趣旨に賛同する建設産業に従事する女性が対象となる。今後は建設産業で働く女性の交流会や意見交換会、研修会などを開くほか、女性による現場見学会・パトロール、学生らを対象としたインターンシップ(就業体験)、出前講座などの開催を予定している。建設産業で働く女性の実態調査も実施する。戦略的広報の観点からは、親子や一般を対象とした現場見学会、ホームページを活用した情報発信などを行う。
 宮城建協が会員企業252社を対象に行ったアンケートによると、回答があった230社の女性従業員数は771人で、内訳は技術者が64人、技能者が23人、事務職員が671人など。職員全体に占める女性の割合は1割程度だった。

宮城建協/「建設女性の会」が発足/職場環境改善や戦略的広報展開

《日刊建設工業新聞》

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