東京・日本橋室町三丁目地区再開発A地区が起工、施工は鹿島JV 画像 東京・日本橋室町三丁目地区再開発A地区が起工、施工は鹿島JV

インバウンド・地域活性

 東京都中央区の「日本橋室町三丁目地区市街地再開発組合」(田中廣理事長)が計画している再開発ビルのうち、延べ約16万8000平方メートル規模の大型複合ビルを建設するA地区が着工し、1月29日に起工式が行われた。基本設計・監理は日本設計、実施設計は鹿島、施工は鹿島・清水建設・佐藤工業JVが担当する。19年3月末の竣工を目指す。
 建設地は東京メトロ銀座線三越前駅に近接した日本橋三井タワーの北側一帯(日本橋室町3、敷地面積1万1480平方メートル)。三井別館などが立地していた。
 新設するビルの規模はS一部SRC・RC造地下4階地上26階建てで、最高高さは約142メートル。地下1階~地上2階に商業施設、3階にホール、5階以上に事務所を配置する。デザインアーキテクトとして日本橋三井タワーをデザインしたペリ クラーク ペリ アーキテクツを起用し、調和の取れた街並みを形成する。
 ビルの建設に合わせ、地下部にコージェネレーションシステムを活用した地域冷暖房施設を整備し、コージェネで発生した熱を日本橋三井タワーや三越日本橋本店などがある街区を含めた計4街区に供給する計画だ。
 起工式後の祝賀会で、田中理事長は「低層部ににぎわい豊かな商業店舗、上層部に国際拠点に資するオフィスを備える。日本橋の皆さまに愛され、日本橋の魅力をより高めることに寄与できると確信している」とあいさつ。組合に地権者、参加組合員として参画する三井不動産の菰田正信社長は「日本橋エリアの北のゲートウエーにふさわしいにぎわいと潤いに満ちた空間を実現する。2020年東京五輪の開催を控え、日本橋の再生を日本の再生につなげるべく全力を尽くす」と述べた。
 組合は、A地区の北西側のB地区(日本橋本石町4、敷地面積1390平方メートル)で地下1階地上4階建て延べ約3400平方メートル規模の公共公益施設の建設も計画している。

日本橋室町三丁目地区再開発A地区(東京都中央区)が起工/施工は鹿島JV/組合

《日刊建設工業新聞》

編集部おすすめの記事

特集

インバウンド・地域活性 アクセスランキング

  1. 羽田空港跡地第2ゾーン開発、計画概要を発表

    羽田空港跡地第2ゾーン開発、計画概要を発表

  2. <シリーズ> 陶磁器産業復活のシナリオ(事例・常滑編)

    <シリーズ> 陶磁器産業復活のシナリオ(事例・常滑編)

  3. 世界貿易センタービルディングの解体、160メートルは国内最高層!

    世界貿易センタービルディングの解体、160メートルは国内最高層!

  4. 五輪後の建設市場は「減少」か「横ばい」…アナリストに聞く

  5. 狙え、インバウンド需要! ホテル業界の事業戦略を追う

  6. 豊島区「池袋西口公園」の再整備、円形の劇場広場へ

  7. 造幣局東京支局跡開発、大学を誘致する方針

  8. 羽田空港跡地開発、2020年の新しい街づくりへ

  9. 新宿コマ劇前広場を見つめてきた歴史的ビルが変身、VR体験ゾーンに

  10. 名古屋市・錦二丁目7番街区再開発、超高層マンションで街を活性化

アクセスランキングをもっと見る

page top