バター不足「和らぐ」、洋菓子店向け輸入重点、農相会見

マネジメント

 森山裕農相は29日の閣議後の記者会見で、一部でなお続いているとの指摘があるバター不足について「間違いなく和らいでくる」と述べ、2月以降改善に向かうとの見方を示した。
 バター不足については、中小規模のスーパーなどには依然入荷しにくく品薄だとの声が出ている。農水省は27日、国際約束に基づくカレントアクセス(現行輸入機会)枠で、2月以降に7000トンを輸入すると発表した。

 森山農相は会見で、バター不足の背景について「非常に洋菓子店が増えていて、一般消費者向けのバターが、そういうところに流れていたことも事実」と指摘した。その上で2月以降輸入する7000トンについて、洋菓子店向けとなる1個1~5キロの小物バターの輸入に重点を置く方針を示し、「一般消費者向けのバターの不足は、間違いなく和らいでくる」と述べた。

 同省ではカレントアクセスの枠外での追加輸入については、5月と9月の需要動向を踏まえ判断するとしている。現時点での追加輸入の可能性を問われた森山農相は「よく検証し、消費者に迷惑をかけることのない対応をしたい」と述べるにとどめた。

バター不足「和らぐ」 洋菓子店向け輸入重点 農相

《日本農業新聞「e農net」》

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