東京・高島平地域の公共施設、再整備に向け調査・検討へ 画像 東京・高島平地域の公共施設、再整備に向け調査・検討へ

インバウンド・地域活性

 東京・板橋区は、高島平地域(高島平1~9丁目、区域面積314ヘクタール)を対象に、16年度から公共施設の再整備や未利用区有地の有効活用に向けた調査・検討に入る。区や地域住民、有識者らで構成するエリアマネジメント組織「高島平デザインセンター(TDC)」を設立する今秋までに調査・検討対象事業を決める。先行的なプロジェクトとして、16年度早々に同地域内の幹線道路沿いに整備するプロムナード(散歩道)の基本構想策定作業に着手する予定だ。
 区は15年10月、同地域の街づくりの方向性を示す「高島平グランドデザイン」を策定。今後の街づくりのテーマとして、地域住民の高齢化や建物の老朽化などの課題を見据え、▽にぎわい▽ウェルフェア(健康福祉)▽スマートエネルギー▽防災-の4点を提示した。今後は10年単位で公共施設の整備や市街地の再編を段階的に進めるとした。
 15~25年度の第1期は、旧高島第七小学校跡地(高島平3の13の3)を中心とした総面積約2・1ヘクタールの区有地の跡地活用をはじめ、団地のストック活用やリニューアル、プロムナードの整備、更新時期を迎えた公園の再生などに取り組む方針だ。
 それぞれの事業化に当たっては、地域のニーズ把握などにTDCを活用する。先行プロジェクトのプロムナード整備については、既に発足しているTDCの準備会の下に検討組織を置き、16年度中に基本構想素案を作成する予定。都営地下鉄三田線高架下の高島通り沿いと、それに交差する都道沿いへの整備を計画している。
 16年度予算案には、TDC設立・運営支援事業経費とプロムナード整備事業経費として合わせて25百万円を計上した。
 28日に記者会見した坂本健区長は、第1期で最大規模の事業となる旧高島第七小跡地などの活用事業について、「(対象地の用途地域が)商業地域であることも踏まえ、地域全体に何が必要かを総合的な視点で考えていきたい」と話した。グランドデザインでは、対象地を民間事業者に貸し出すことを前提に複数の事業計画案を提示している。今後はTDCを通じて事業化に向けた調査・検討を進める考えだ。

東京・板橋区/高島平地域の公共施設再整備・区有地活用/16年度から調査・検討着手

《日刊建設工業新聞》

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