介護食品の展示会、過去最多参加…福祉施設調理員不足で需要増 画像 介護食品の展示会、過去最多参加…福祉施設調理員不足で需要増

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 東京都江東区の東京ビッグサイトで27日、医療・介護分野の食品展示会「メディケアフーズ展」が開かれ、味だけでなく見た目にもこだわった介護食品に注目が集まった。高齢化が進む中、福祉施設などでは調理員不足が深刻化しており、加工食品の需要は急拡大している。過去最多の295社が出展した。
 まごころ食託宮崎(宮崎市)は、行事やお祝いで食べる「やわらか御膳」で、地元産のカボチャやニンジンを使い、かんだりのみ込んだりする力が弱くても食べられる総菜を提案。調理に手間を掛けず華やかな食事が提供できるとして、病院や福祉施設で需要が高まっている。西川予良代表は「いずれは地元の農家と契約して規格外の農産物を買い取り、活用したい」と話す。

 大和製罐(東京都千代田区)は、肉じゃが風ムースやサケと野菜のあんかけ風ムースなどを紹介した。同社は「味もおいしく見た目も楽しめる」とPR。のみ込みやすいよう、とろみがついたスポーツドリンクや茶も出品した。

 マルハニチロ(東京都江東区)は野菜のゼリーを勧める。キュウリやナス、ホウレンソウなどの種類があり、加熱しても溶けない点が特徴だ。「ゼリーというと冷たい印象があるが、みそ汁や鍋物の具材として使ってほしい」と同社は話す。自然解凍してすぐに食べられる、果実のムースにも注目が集まった。

介護食品 多彩に 過去最多の295社 東京で展示会

《日本農業新聞「e農net」》

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