ジビエ加工手順、すごろくに…自民・石破茂地方創生相発案で 画像 ジビエ加工手順、すごろくに…自民・石破茂地方創生相発案で

インバウンド・地域活性

 自民党の鳥獣食肉利活用推進議員連盟(ジビエ議連、会長=石破茂地方創生担当相)は、野生鳥獣の捕獲から消費までの手順が分かるすごろくの作成に乗り出した。捕獲を振り出しに、各工程を進んで出荷や需要拡大という“上がり”を目指す。ポイントとなる工程では、先に進むのに役立つ政策メニューを紹介する。2月をめどに完成させる。狩猟現場に配布し、ジビエ(野生の鳥獣肉)の生産と消費の拡大につなげる方針だ。
 すごろくは、捕獲から加工、出荷までの工程を紹介する「ジビエ利活用のすすめかた」、販売戦略をまとめた「ジビエの消費・需要拡大に向けた地域モデル」の2部構成。議連での議論や現場視察を基にまとめ、26日の会合で原案を示した。

 石破会長が発案したもので、イラストや写真を多く取り入れる。併せて、1頭当たり上限8000円の捕獲経費支援や、食肉の加工処理施設の整備支援など、工程ごとに国が設けた補助事業も紹介する。

 「ジビエ利活用のすすめかた」は、捕獲から運搬、解体、出荷までの13工程のポイントを解説する。安全・安心でおいしい肉を作るため捕獲時の完璧な血抜きと素早い搬入処理加工施設の受け入れ体制整備狩猟者や捕獲の日時、場所が分かる個体番号の導入殺菌効果がある電解水での洗浄一気に冷凍することで肉の軟らかさを保持する――などを挙げた。

 加工した食肉の衛生を確認する工程では、細菌が多かった場合、施設への受け入れ・個体チェックの工程まで5マス戻り、一連の工程や体制に課題がないか手順を確認するようアドバイスしている。

 「ジビエの消費・需要拡大に向けた地域モデル」は、狩猟者や処理加工施設、レストランなどが戦略を練り、消費者ニーズを満たす商品の生産に取り組むよう提言。ブランド化の検討やPR活動にも力を入れることで、ジビエの需要拡大につながるとした。

ジビエ活用へすごろく作成 手順ひと目で 出荷⇒捕獲 工程ごとに事業紹介 自民議連

《日本農業新聞「e農net」》

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