【新電力EXPO】微生物と下水で電気が生まれる、NEDOが発電型排水処理技術に関する展示 画像 【新電力EXPO】微生物と下水で電気が生まれる、NEDOが発電型排水処理技術に関する展示

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 東京ビッグサイトで開催中の「新電力EXPO2016」におけるNEDOブースで27日、発電型排水処理技術に関する展示が行われた。

 現在、多くの下水処理場では生物反応層で有機物の除去を行っている。しかし、ここで使用される好気性の微生物は、活動のために酸素が必要。そこでの曝気処理に使われるエネルギー量は、全国の総電力消費量の約0.6%に及ぶという。

 しかし、発電型排水処理技術で利用される発電菌は、電子の受け渡しによって生命活動を行う。そのため、発電菌を下水処理場に用いた場合には、生物反応層での曝気処理が不要になるという。さらに応用化の研究としては、田んぼ発電にも取り組んでいるとのこと。この実験では稲を囲むようにドーナッツ状に電極を配置し、稲が出す有機物を発電菌に分解させた。

 田んぼ発電の話などを聞くと、水耕栽培による野菜工場などで、発電が行なえるのではないかと想像する人もいるかもしれない。ただ、現時点での発電量は1立方メートルで150mWh。まだまだコスト面で折り合いをつけるには、ハードルが残されているようだ。

 今後は下水処理場での発電型排水処理技術の導入に向けて、実用化の研究を進めていくとのこと。下水処理場での発電に何かアイディアがあれば、ビジネスのチャンスになるかもしれない。

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《丸田鉄平/HANJO HANJO編集部》

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