JR東海のリニア中央新幹線、工事発注手続きが本格化 画像 JR東海のリニア中央新幹線、工事発注手続きが本格化

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 ◇南アルプストンネル、品川駅が先行
 JR東海が進めているリニア中央新幹線(東京・品川~名古屋間)の建設プロジェクトで、発注手続きが本格化してきた。2027年の開業を目指し、難工事が予想される南アルプストンネル、品川ターミナル駅の工事を先行して発注。現在はシールドトンネルの発進立坑となる非常口4カ所、南アルプストンネル長野工区、第四南巨摩トンネル西工区の施工者を決める公募競争見積もり方式による手続きを進めている。名古屋側のターミナル駅の施工者は指名見積もり方式で選定中で、本年度中にも決定する見通しだ。
 リニア中央新幹線は東京~名古屋間(延長286キロ)を最速40分で結ぶ。14年12月に品川と名古屋側のターミナル駅の準備工事に着手。15年12月に土かぶり1000メートル超の難工事となる南アルプストンネルの山梨工区が着工し、27日には東海道新幹線の直下に構築する品川駅南・北工区が本格着工する。南アルプストンネルでは山梨、長野の両工区に続いて、中間部の静岡県区間の発注手続きに今後入る。昨年11月には静岡県内を流れる大井川の水環境保全対策(導水路トンネルなど)が固まり、事業化に向けた手続きを進めている。
 シールド機の発進立坑となる非常口のうち、東京・北品川と川崎市麻生区、愛知県春日井市、名古屋市中区の4カ所はJR東海が発注主体となり、東京都町田市の1カ所については同社からリニア建設事業を一部受託している鉄道建設・運輸施設整備支援機構が発注手続きを担当する。同機構は中央アルプストンネルの関連工事の一般競争入札(WTO対象)を15年度内に公告(入札予定時期16年度第1四半期)する見通しだ。

JR東海/リニア新幹線、工事発注手続きが本格化/発進立坑の非常口など順次契約へ

《日刊建設工業新聞》

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