JIA建築大賞に大分県立美術館、優秀建築賞には2作品 画像 JIA建築大賞に大分県立美術館、優秀建築賞には2作品

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 日本建築家協会(JIA、芦原太郎会長)は、優れた建築作品に贈る15年度の「JIA日本建築大賞」と「JIA優秀建築賞」の公開審査を24日に東京・神宮前の建築家会館で開き、大賞に坂茂(坂茂建築設計)、平賀信孝(同)、菅井啓太(同)の3氏が設計した「大分県立美術館(OPAM)」(大分市)を選定した。優秀建築賞には、最終審査に残った手塚貴晴、手塚由比両氏(手塚建築研究所)の「空の森クリニック」(沖縄県八重瀬町)、本多友常氏(摂南大学理工学部教授)の「樹林の家」(兵庫県淡路市)の2作品が選ばれた。
 大賞と協会賞の表彰制度は、公益社団法人化に伴い13年度から応募資格を会員外にも広げ、14年度からは名称を「JIA日本建築大賞」と「JIA優秀建築賞」に変更した。本年度は応募264作品の中から選ばれた3作品を、長谷川逸子(建築家)、深尾精一(首都大学東京名誉教授)、磯達雄(建築ジャーナリスト)、西沢立衛(建築家)、富永譲(建築家)の5氏が審査した。
 大賞となった大分県立美術館は、S一部RC造地下1階地上4階建て延べ約1・7万平方メートルの規模で、外観は箱形の竹工芸をイメージしたデザインを採用。全面ガラス張りの1階の展示室は移動壁で自由にレイアウトを変更でき、アトリウムのガラスは水平折り戸で開放するとひさし状になり、パブリックスペースに変わる点が高く評価された。坂氏は「日本人は公共施設を頻繁に訪れることがない。この賞がきっかけとなり、多くの市民が集まっていただけるとうれしい」と述べた。
 15年度の「JIA新人賞」「JIA25年賞」「JIA環境建築賞」も同日発表された。表彰式は今春に行われる予定だ。

JIA/建築大賞に大分県立美術館/優秀建築賞には2作品

《日刊建設工業新聞》

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