TKG、世界でも脚光…卵かけご飯が手軽な和食と外国人人気 画像 TKG、世界でも脚光…卵かけご飯が手軽な和食と外国人人気

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 卵かけご飯が、インバウンド(訪日外国人)に受けている。特にアジアの若い世代に「手軽な和食」として朝食で人気が高い。多くの国で生ものを食べる習慣がないが、インターネット交流サイト(SNS)を通じ話題が拡散した。
 東京都新宿区のかどやホテル。宿泊客の4割が外国人だ。シンガポールから観光に来た馮凱文さん(20)は朝食に卵かけご飯を食べ、「本当においしい」と笑顔を見せた。卵かけご飯を食べたことはなかったが、現地のSNSで知り、食べるようになったという。

 かどやホテルは、3年前から朝食に「卵かけご膳」を提供。黄身が濃く、箸でもつかみやすい京都産の生卵を使っている。「生卵になじみのない外国人客にも食べやすく工夫し、消費量は確実に増えている」(レストラン担当)と話す。

 香港の会社員、何江濤さん、甘泉さん夫妻も卵かけご飯を絶賛する。毎年、長野県内へスキーに来るたびに食べるという。甘泉さんは「米の甘味と卵のとろとろした感じが絶妙に絡み合い、おいしい」という。

 シンガポールや香港を含む中華圏では、生ものを嫌う傾向がある。しかし、中国最大のインターネット検索サイト「百度(バイドゥ)」では、卵かけご飯を意味する「生蛋拌飯」と検索すると、食べ方や栄養価、「食べてみたら意外とおいしかった」といった感想など約230万件の情報が見つかる。日本の大手検索サイトで「卵かけご飯」と入れた場合の約140万件を6割も上回る。

 生産者も手応えを感じている。山田養鶏(岐阜県山県市)によると、黄身が濃い卵かけご飯専用の「濃厚卵黄・もみじたまご」は、出荷の4割を占める東京向けの月当たり販売額が約20万円と、5年前に比べ5割増えた。外食や喫茶店を中心に、ネットでの注文が多いという。

 小林ゴールドエッグ(徳島市)の「究極のたまごかけご飯専用たまご」も増えている。発売から10年目で、販売先は全国各地に広がってきた。小林真作社長は「観光地やショッピングモールからの注文が多い。手軽に日本の和食を楽しむ外国人観光客が増えているためではないか」とみる。

卵かけご飯脚光 「手軽な和食」と若い訪日外国人 専用卵も好調

《日本農業新聞「e農net」》

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