【地方創生】エネルギーの街、公用車はFCV「MIRAI」…周南市 木村健一郎市長

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山口県周南市 木村健一郎市長
  • 山口県周南市 木村健一郎市長
  • 水素ステーション周南と市の公用車MIRAI
  • 水素ステーション周南
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  • 水素ステーション液化水素タンク
  • 水素が創る未来。 木村健一郎市長
  • 市場に設置された水素発電機
  • 市場に設置された水素発電機
 青い空と瀬戸内海、そして港一面に広がるコンビナートを臨む山口県周南市。かつての徳山海軍燃料廠から第二次世界大戦後に発展した周南の石油化学コンビナート工場群は、その夜景が日本夜景遺産に認定されるほど有名だ。

 瀬戸内工業地帯の中でも重要な位置を占めるこの周南市には、2015年8月、中国地方初の水素ステーションがオープンした。市内を走り回る公用車はトヨタが販売している水素を燃料とした燃料電池自動車「MIRAI」。広島市で行われたイベント「親子で楽しむクリーンエネルギー展」にもEVデロリアンとともにこの周南市の公用車が登場するなど、周南市といえば水素、というイメージが定着しつつある。

 なぜ、水素なのか。「水素利活用計画」を策定し、市をあげて水素に取り組む「水素先進都市」周南市を率いる木村健一郎市長にお話を伺った。

■年間13.8億N立方メートルー周南は水素の「生産地」
 山口県の県会議員を経て現在2期目の周南市長をつとめる木村健一郎市長は、政治家然としないほがらかで気さくな人柄と、マンガ、アニメ、ゲームなどポップカルチャーをこよなく愛しまちづくりに活かしていることで知られる市長である。市長自ら「水素先進都市」構想について、詳しく語っていただいた。

「周南は、純度の高い水素の『生産地』なんです。はやぶさのロケット燃料も周南の水素が使われています。」

 周南コンビナートから発生する水素量は最大年間13.8億N立方メートル。トクヤマや東ソーなど電解工場の副産物として生まれる水素の純度は99.9パーセントと高く、全国初の取り組み「水素タウンモデル事業」として、平成19~21年には、市としてその利用に取り組んだこともあった。しかし、時代がまだ追いついていなかったこともあり大きな成果は得られないまま終止符を打つ。
《築島渉》

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