中小企業に熱視線!? 識者がミドル層の中小企業への転職を推奨 画像 中小企業に熱視線!? 識者がミドル層の中小企業への転職を推奨

人材不足

 エン・ジャパンは19日、「中小企業で働くこと」をテーマとするアンケート調査の結果を発表した。

 これは、同社が運営する人材紹介会社集合サイト「ミドルの転職」を利用する転職コンサルタントを対象としたもの。調査期間は15年12月14日から16年1月5日で、有効回答数は128人。

 調査では35歳以上のミドル層が中小企業で働くことについて、「薦める」という回答が94%を占めた。その理由として、「大手企業に比べてスピードが速く、裁量もあり、何かと自由度が高い」や、「中小企業は仕事の幅が広いので、専門性を磨くことができ、会社に頼らずとも自活できるスキルを身につける事ができる」といったコメントが寄せられている。

 そこで、中小企業で働くことでミドル層が得られるメリットを尋ねると、「経営者・役員クラスとの距離感が近い」(64%)、「意思決定のスピードが速い」(58%)、「業務における権限が広い」(49%)が上位となった。逆にデメリットとしては、「福利厚生が充実していない」(51%)や「事業が長期的に続く保証がない」(46%)といった声が挙げられている。

 一方、中小企業が転職市場でミドル層を募集する理由については、「マネジメント力・組織力の強化」(51%)や「業務拡大に伴う増員募集」(40%)、「既存事業のマーケットシェア・販路拡大」(35%)が上位にランクインしている。

 同社が8月に発表した「ミドル層(35歳~55歳)の採用」に関する企業アンケートの調査結果によると、過去3年以内にミドル層を採用した企業は83%。「優秀であれば年齢は関係ないから」(57%)、「豊富な経験を必要とする仕事だから」(54%)、「専門性が高い仕事だから」(54%)、「若手と比べて、様々な環境に対応できるから」(29%)といった理由から、今後も8割の企業がミドル層の採用に前向きな姿勢を示した。

 人材不足を補うために、業績の拡大を目指すために、中小企業間で今まさにミドル層の争奪戦が繰り広げられている。

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《加藤宏之/H14》

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