外環道・都内区間整備と東名側地中拡幅を15年度内に入札公告 画像 外環道・都内区間整備と東名側地中拡幅を15年度内に入札公告

インバウンド・地域活性

 東日本、中日本の両高速道路会社は15日、東京外かく環状道路(外環道)都内区間(東京都練馬区~世田谷区)関係の発注予定として、分岐・合流部の地中拡幅工事2件を公表した。東日本高速会社が「東京外かく環状道路東名ジャンクションランプシールドトンネル・地中拡幅(南行)工事」、中日本高速会社が「同東名ジャンクションランプシールドトンネル・地中拡幅(北行)工事」の一般競争入札を15年度第4四半期にそれぞれ公告する。入札は16年度第2四半期に行う見通しだ。
 2件とも工事場所は、路線南端に当たる東名JCTの建設予定地周辺の東京都世田谷区大蔵~成城。大深度地下(40メートル以深)の本線シールドトンネルに直結するランプシールドトンネルを施工し、両トンネルを覆う構造物(最大断面1000平方メートル)を構築する地中拡幅工事を行う。2本の本線トンネルのうち南行き側を東日本高速会社、北行きを中日本高速会社がそれぞれ担当する。工期はいずれも45カ月。
 東名JCTの地中拡幅工事に適用する工法の事前検証・開発業務は大林組、鹿島、熊谷組の3社が担当した。昨年12月には、両高速道路会社と関東地方整備局が外部有識者らと組織する「東京外環トンネル施工等検討委員会」が、留意事項として、「適切な補助工法の併用で、都市部山岳工法(NATM)の適用も可能と考えられる」と指摘している。入札公告の際は、3社の業務成果に加え、委員会の意見も踏まえた発注方式が適用されることになる。
 両工事は、外環道都内区間の地中拡幅工事の初弾。他の対象箇所には、青梅街道インターチェンジ(IC)▽中央JCT北側▽同JCT南側-の3カ所があり、いずれも適用する工法の標準化の検討を関東整備局が進めている段階。8日には3カ所の工法に関する意見募集の手続きを開始し、15日までに数件の登録申請があった。
 工事の発注時期は未定だが、中央南側のうち、南行き本線の地中拡幅は東日本高速会社、北行きは中日本高速会社がそれぞれ担当する方向。青梅街道と中央北側の工事は関東整備局が発注する見通しだ。

東日本高速会社ら/外環道・都内区間整備/東名側地中拡幅2件、15年度内に入札公告

《日刊建設工業新聞》

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