デベロッパー各社が地震想定訓練を強化、インバウンド対応訓練も 画像 デベロッパー各社が地震想定訓練を強化、インバウンド対応訓練も

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 デベロッパー各社が大地震を想定した防災訓練を強化している。17日で発生から21年を迎えた阪神大震災や3月11日で丸5年がたつ東日本大震災を教訓に、各社とも初動訓練や帰宅困難者受け入れ訓練などを定期的に実施し、建物や街の管理を担う社員らの対応力向上に取り組んでいる。近年、増加しているインバウンド(訪日外国人旅行者)に対応した訓練を導入する会社なども出てきた。
 森ビルは15日、東京都港区の六本木ヒルズや虎ノ門ヒルズで、約1300人の社員が参加する総合震災訓練を行った。地震発生直後の防災センターの対応訓練から社員による帰宅困難者受け入れ訓練まで、一連の流れを確認。約5000人の帰宅困難者を受け入れられる六本木ヒルズでは、低層部にある商業ゾーンの共用部に避難者を誘導し、備蓄品を配布した。臨時救護所を設け、けが人に対する応急手当の仕方なども確認した。
 住友不動産は、運営するホテルの災害対応を強化している。外国人旅行者の増加を受け、災害時の避難誘導に多言語(英語、中国語、韓国語)で対応することにした。先行して多言語対応を導入している「ヴィラフォンテーヌ上野店」(東京都台東区)の防災訓練を12日に報道機関に公開した。
 地震で火災が発生したことを想定し、ホテルスタッフが滞在者の避難を誘導したり、出火した部屋を消火したりする手順を確認した。あらかじめ出火階などを知らせない実戦さながらの訓練で、対応力を高めている。同社は、東京都内を中心に17店舗ある各ホテルで防災訓練を隔月実施。今後は各ホテルで多言語による訓練の回数を増やしていく考えだ。

デベロッパー各社/地震想定訓練を強化/インバウンド対応の訓練導入も

《日刊建設工業新聞》

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