【回転窓】反転攻勢は建設分野で

インバウンド・地域活性

 「2位じゃダメなんでしょうか」。民主党政権時代の事業仕分け。次世代スーパーコンピューターの開発予算をめぐり蓮舫参院議員の放った言葉が流行語にもなってだいぶ年月がたつ▼仕分けで予算が削減されたスパコンの世界1位は中国へ。直近ランキングで日本は4位だそうだ。この事例は、一度引き離されると容易には取り戻せない科学技術分野の厳しさを象徴する▼仕分けの印象が強かったのか、日本の技術を支える技術士の資格取得者もしばらく減少傾向にあったというが、15年度は4年ぶりに増加に転じた。技術士の約6割は建設関連部門が占める▼反転攻勢に向けて、国が16年度に始動させる第5期科学技術基本計画案で設定した5年間の投資目標額は過去最大の26兆円。重点施策には人材確保・養成、開発分野でエネルギー利用のスマート化、インフラアセットマネジメントシステムなど建設業と関わりの深いものが並んだ▼資源小国の日本が成長を遂げたのは、最先端の科学技術を背景にした「ものづくりの力」があったから。次期計画で日本の未来を托されたのは建設分野。その底力に期待したい。

回転窓/反転攻勢は建設分野で

《日刊建設工業新聞》

編集部おすすめの記事

特集

インバウンド・地域活性 アクセスランキング

  1. 「高校野球」はなぜ、日本最大の人気コンテンツになりえたのか?

    「高校野球」はなぜ、日本最大の人気コンテンツになりえたのか?

  2. 「爆買いツアー」終焉で貸切バス需要が急減。バス業界の今後は?

    「爆買いツアー」終焉で貸切バス需要が急減。バス業界の今後は?

  3. 五輪後の建設市場は「減少」か「横ばい」…アナリストに聞く

    五輪後の建設市場は「減少」か「横ばい」…アナリストに聞く

  4. 入場者数9年連続増、官民一体で城下町再生…愛知・犬山城

  5. 日本ハムファイターズ新球場のイメージ公表/スタジアム核に複合施設整備

  6. 和歌山市駅前再開発、ホテルや図書館も

  7. 車のシガーソケットに挿すだけのIoTデバイス…プローブカーから運行管理まで

  8. 「完全個室」超豪華高速バス競争が勃発、各社の戦略は?

  9. 福岡・ホークスタウンモール跡地の開発計画、メインは「MARK IS(マークイズ)」

  10. 兵庫県の2号加古川橋架替、18年度事業認可をめざし都市計画変更へ

アクセスランキングをもっと見る

page top