長野県と福島県が「干し柿ファン」の開拓に取り組み

マネジメント

 干し柿の新たなファンを開拓しようと、長野県と福島県は8日から、産地連携キャンペーンに初めて乗り出す。東京都にある両県のアンテナショップで一定額を購入した先着客に干し柿をプレゼントする他、長野県は干し柿の栄養・機能性を紹介する講演会や料理教室などを企画。干し柿の新たな魅力発見につなげてもらう。1月末まで。
 干し柿は貯蔵が効くのが特徴。昔ながらのお茶菓子、正月商材といったイメージが強い。新規顧客の開拓に向け、産地が一体となり消費者にアピールしてはどうかと、「市田柿」で有名な長野県が主産地に呼び掛け今回、「あんぽ柿」を生産する福島県との連携が実現。東京のアンテナショップで「味わうしあわせ~干し柿2県食べ歩き~」と銘打った企画を展開する。

 具体的には、長野県の「銀座NAGANO」と福島県の「日本橋ふくしま館MIDETTE」でいずれも1500円以上、買い物をした先着200人に「市田柿」(1パック200グラム)か「あんぽ柿」(1パック230グラム)のいずれかを贈呈。「福島旬の味覚フェア」として実施する福島県は東日本大震災による東京電力福島第1原子力発電所の事故を乗り越え、生産を再開した「あんぽ柿」のPR・販売に力を入れる。

 長野県は9日限定で「干し柿の里連携フェスタ」を実施。「市田柿」の特徴や栽培・加工、衛生・品質管理対策の紹介に加え、食べ方や栄養価・機能性を多くの消費者に知ってもらう。

 長野県は「機能性や、洋食にも合うことを伝え、若年層にも好んで食べてもらえるようアピールしたい」(農産物マーケティング室)と話す。

干し柿ファン開拓へタッグ 8日からキャンペーン 長野県と福島県

《日本農業新聞「e農net」》

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