長崎・奥ノ平時津線時津工区整備、16年度にトンネル着工へ 画像 長崎・奥ノ平時津線時津工区整備、16年度にトンネル着工へ

インバウンド・地域活性

 長崎県は、西彼杵道路の一部区間として整備を進めている「一般県道奥ノ平時津線時津工区」(時津町日並郷~野田郷、延長約3・4キロ)の主要構造物となる延長約1・7キロのトンネルの工事に16年度に着手する予定だ。国の予算内示があり次第、入札公告に向けた手続きに入る。20年度の供用を目指す。
 同区間は佐世保市から時津町までを結ぶ総延長約50キロの地域高規格道路である西彼杵道路の最も南側の終点部分に当たる。設計速度は時速60キロ、2車線、インターチェンジ(IC)は起・終点に各1カ所の計2カ所。
 トンネルの都市計画決定段階での延長は約1740メートル。既に坑口の用地取得を終え、現在は準備工事に当たる工事用道路工事と並行して本年度末をめどにエイト日本技術開発で詳細設計を進めている。
 工区分けや施工方法は未定としているが工事用道路工事は起点側で進めているため、起点側からの片押しを検討しているもよう。工区分けしない場合はWTO対象一般競争入札での発注が見込まれる。
 トンネル以外の構造物としては日並IC橋(延長約40メートル)は橋梁コンサルタント、左底高架橋(約100メートル)はセントラルコンサルタント、野田高架橋(約180メートル)は間瀬コンサルタントにそれぞれ詳細設計業務を委託しており、本年度中に完了する予定。これらは予算や用地取得の状況を見ながら工事発注する(橋梁名はいずれも仮称)。
 同区間が完成すれば西彼杵地域と長崎市を結ぶ広域ネットワークが形成される。これにより時津町中心部の現道の交通混雑緩和や安全性の向上、沿道環境の改善などの効果が見込まれ、災害時の代替路線としての役割も期待されている。概算事業費は約89億円。

長崎県/奥ノ平時津線時津工区整備(時津町)/16年度にトンネル着工へ

《日刊建設工業新聞》

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