関東整備局、茨城・鬼怒川破堤区間本復旧上流側工区、鹿島に 画像 関東整備局、茨城・鬼怒川破堤区間本復旧上流側工区、鹿島に

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 ◇下流側工区、15年内に大成建設と契約へ
 関東地方整備局は、9月の関東・東北豪雨で堤防が一部決壊した鬼怒川左岸(茨城県常総市三坂町、延長201メートル)のうち、上流側工区(101メートル)の本復旧工事の施工者を鹿島に決め、25日に契約を締結した。契約金額は3億6200万円。下流側工区(100メートル)の本復旧工事については、大成建設と年内に契約を結ぶ見通し。関東整備局は、被災地の早期再建のため、破堤区間の応急復旧工事を担当していた両社に、契約変更という形で本復旧工事を発注することにした。
 上下流側の工区とも、関東・東北豪雨で被災した茨城県と同県内7市町、関東整備局らが16年1月11日に開く「鬼怒川緊急対策プロジェクト着手式」の終了後、直ちに着工する。来夏までの完工が目標だ。
 関東整備局の鬼怒川堤防調査委員会がまとめた本復旧工事の工法案によると、破堤区間の基礎地盤は良質な土に入れ替え、築堤時に不均等な沈下が起きるのを抑止。破堤の主な要因とされる越水への対策では、堤体の高さを破堤前(平均4メートル)より最大1・4メートルかさ上げする。天端幅は6メートル(破堤前3メートル)、敷き幅は50メートル(同30メートル)の規模に広げる。
 川の水の浸透による堤体や基礎地盤の弱体化を防ぐ対策として、築堤の際は、鋼矢板打設による川表(川側)の遮水、遮水シートとコンクリートブロックによる川表のり面の被覆などを行う。川裏(住宅地側)のり尻部にはドレーン工も実施する。
 鹿島は、破堤区間の上流側の応急復旧工事(契約額2億4600万円)を担当していた。応急復旧では、根固めブロックや石材による仮の堤防の構築を1週間で終えた後、次の1週間で鋼矢板の2重打設を完了させている。

関東整備局/鬼怒川破堤区間本復旧上流側工区(茨城県常総市)/鹿島に

《日刊建設工業新聞》

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