北大阪急行線延伸(大阪府豊中市~箕面市)、国交省が事業許可 画像 北大阪急行線延伸(大阪府豊中市~箕面市)、国交省が事業許可

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 ◇16年度早々に工事施行認可申請へ
 国土交通省は25日、北大阪急行電鉄(北急)に大阪府豊中市の千里中央駅から大阪府箕面市萱野へ2・5キロを整備・延伸するのに必要な第1種鉄道事業許可と軌道事業特許を交付した。第1種鉄道事業区間は千里中央駅~仮称・箕面船場駅、軌道事業区間は箕面船場駅~仮称・新箕面駅。これに伴い16年度早々に工事施行認可と都市高速鉄道事業認可、軌道法区間特殊街路事業認可などを申請、認可を得て来秋の着工を目指す。消費税と建設利息、車両費を含む建設費は672億円。開業は20年度の予定。
 第1種鉄道事業区間(1・3キロ)の整備は北急が行い、軌道事業区間(1・2キロ)のコンクリート構造物や駅舎などの整備は箕面市が、レールや駅内装などは北急が実施する。運行・営業は北急が担う。
 現在、北急は社内で工事施行認可などの申請書類に盛り込む詳細設計と工事発注に向けた詳細設計を一体的に進めている。16年1月には詳細設計の取りまとめを外部委託する予定。箕面市は「北大阪急行線延伸計画に伴う特殊街路部詳細設計業務委託その1及び北大阪急行線延伸計画に伴う特殊街路部詳細設計業務委託その2」をパシフィックコンサルタンツに委託し、作業を進めている。
 延伸は、箕面市から大阪都心部へのアクセス時間短縮や、都心方面への道路交通混雑の緩和、環境負荷の軽減、新幹線・空港アクセスの強化などに加え、かやの中央(坊島4、白島1、西宿1、萱野2)の都市拠点形成と船場団地の再生を促進するために計画。
 延伸線は、千里中央駅から国道423号(新御堂筋)を北伸、仮称・箕面船場駅(地下駅)を経て、仮称・新箕面駅(高架駅)に至る。千里中央駅から、箕面船場駅と新箕面駅のほぼ中間地点までが地下構造で、それより北側区間のほとんどを高架構造で計画。
 鉄道事業などの許可・特許状は、近畿運輸局で天谷直昭局長が北急の岸本和也社長に手渡した。天谷局長は岸本社長に「まちづくりの基幹的なインフラとして、予定通り20年度開業するよう期待している。安全に留意しつつ着実に推進してほしい」と述べた。
 岸本社長は「重責を感じている。今後、工事施行認可申請などの準備を進める。特に安全を確保したい。地域や行政の関係者にご理解・ご支援いただくため、精いっぱい努力しようと決意を新たにした」と語っていた。

北大阪急行線延伸(大阪府豊中市~箕面市)/国交省が第1種鉄道事業許可交付

《日刊建設工業新聞》

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