JFEエンジニアリング、海外の橋梁事業3年で100億円目標に 画像 JFEエンジニアリング、海外の橋梁事業3年で100億円目標に

マネジメント

 JFEエンジニアリングは、中期経営計画(15~17年度)の3年間で、海外橋梁事業の年平均受注高を100億円以上にすることを目指す。15年度は150億円を達成できる見通し。16、17年度は、ミャンマー建設省と共同で設立した鋼橋製作などの合弁会社、J&Mスチールソリューションズとその工場をフル活用。ミャンマー国内での鋼橋需要に対応するとともに、周辺国の政府開発援助(ODA)案件も積極的に受注し、目標達成を目指す。
 同社の海外橋梁事業の受注高は14年度が約60億円だった。15年度は、大林組、清水建設、IHIインフラシステムと共同受注したバングラデシュの大型ODA案件「カチプール・メグナ・グムティ第2橋建設工事および既存橋改修事業」(受注金額約900億円)の影響で大きく伸長した。
 16、17年度について川畑篤敬常務執行役員鋼構造本部長は「ミャンマーを中心に着実に進めていく」としている。ミャンマー建設省との合弁会社は13年11月にヤンゴン市内に設立。14年4月に工場が稼働した。現在、生産能力を当初の年間1万トンから2万トンに拡張する工事を行っており、16年早々にも完了する予定だ。
 ミャンマーの鋼橋需要について川畑常務執行役員は「経済成長に伴い、年間3万トン程度の発注が期待できる」と分析。同国では、日本の事業者のほか中国や韓国勢などとの競争も想定されるが、「品質にはこだわりがある。良いものをなるべく安い価格で提供することが、他社との差別化につながる」としている。
 ミャンマーを起点に、東南アジアでのODA案件を積極的に受注していく考え。川畑常務執行役員は「ミャンマーやその他東南アジアで着実に受注を増やしたい。100億~200億円を安定的に受注するのが当面の目標だ」と今後の受注目標を明らかにした。

JFEエンジ/海外橋梁事業受注高、15年度150億円に/3カ年平均100億円超へ

《日刊建設工業新聞》

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