東洋インキSCが中東・東欧進出に向け、トルコのインキ会社買収 画像 東洋インキSCが中東・東欧進出に向け、トルコのインキ会社買収

海外進出

DYO Printing Inks社の株式75%を取得
東洋インキSCホールディングス株式会社は16日、トルコのYaşar Holding Anonim Şirketiとの間で、同社の子会社であるDYO Matbaa Mürekkepleri Sanayi ve Ticaret Anonim Şirketi(以下、DYO Printing Inks社)の株式75%の譲渡契約を締結したと発表した。株式取得は来年1月16日に行われる予定。

DYO Printing Inks社はグラビアインキや製缶塗料、フレキソインキ、オフセットインキなどの製造・販売を手掛けるトルコ最大のローカルメーカー。2014年12月期の売上高は、1億2677万4000トルコリラで、国内に圧倒的なシェア率を持つ。

東欧地域などにおける事業基盤強化へ
東洋インキグループは、食品に使われる包装材料など、パッケージ関連市場向けのインキ・コーティング材料の展開に重点を置き、グローバル展開を推し進めてきた。これまでに、成長圏である中国や東南アジアで収益拡大を図り、また、インドやブラジルなど新興国への進出も果たしている。

同グループは、2014年にトルコに事務所を開設、2015年1月には販売会社を設立。トルコを中東、北アフリカ、中央アジア、東欧地域における事業基盤の確立と事業拡大を強化するためのハブ拠点とした。これまではマーケティング先行の事業活動に従事してきた。

DYO Printing Inks社の買収は、今後このエリアに拠点を築くために、現地生産が必要不可欠だと判断したために行われた。

販売、マーケティングの強化を
東洋インキグループは今後、トルコとその周辺エリアにおいて、市場シェア率トップを目指し、ブランドの確立を図っていくとしている。そのためにも、DYO Printing Inks社の既存商品における品質のレベルアップとラインアップの拡充に努め、周辺エリアのニーズに合った製品開発に取り組んでいく考えだ。

また、販売ネットワークの強化が必要な中東、北アフリカ、中央アジア、東欧などへの事業展開を前向きに推し進め、海外拠点と連携しながら、同社グループ製品を含めた販売、マーケティングを強化していく意向だ。

東洋インキSC、トルコのインキ会社を買収 中東や東欧地域での事業展開に向けて

《東欧ニュース》

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